暗号技術において、公開鍵基盤(こうかいかぎきばん、英語: public key infrastructure、以下PKI)[1]は公開鍵暗号方式や電子署名方式で用いる公開鍵とその公開鍵の持ち主の対応関係を保証するための仕組みである。公開鍵認証基盤[2][3][4]、公開鍵暗号基盤[5]とも呼ばれる。 PKIの実現例として、たとえばX.509(PKIX: Public-Key Infrastructure using X.509)がある。 概要[編集] インターネットのような電子的な通信路を介して通信を行う際、通信の安全性を確保するための技術として、公開鍵暗号方式や電子署名方式がある。これらの技術では通信相手の公開鍵を用いることで送信する文書を暗号化したり、文章に対する署名を検証したりすることで、文章の秘匿性や真正性を保証する。 これらの技術を使う際には、暗号化や署名検証で用いた公開鍵が通信
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