不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 あー、この本が売れてる理由がよくわかりました。本屋でたまに見かけて、なんでずっと平置きされてるんだろ?とかなんとなく思ってたんですけど、読んでみて理由がわかりました。 松岡さんの本では一番読みやすく、かつ松岡さんが他の本で言っていることがわりと集約されてるんですね、この本。 この本、買ったのは結構前なんです。この続編にあたる『誰も知らない 世界と日本のまちがい』を読んだのが今年のはじめ。それを読み終わるかどうかという時期にこの本も買っていたはずなんですね。でも、買っただけでなんとなく読まなかったんですけど。 それがこのあいだ、『山水思想』を読んでみて続けて、松岡さんの本を読みたいなと思い、読みはじめたんです。 この本は帝塚山学院大学・人間文化学部向けに行われた講義を再編集し