入試の採点が当たっているので、昼過ぎに出勤。 採点を終えてから、「メディアと知」のレポートを読んで、成績をつけて提出。 後期の仕事がこれで終わる。とりあえず形式的には今日から春休みである。 とはいえ、私にはその間もほとんど休日はない。 机の上にはゲラが4つ積み上げられている。そのうち二つは今週中に返送しなければならない。 これを送り出しても、近日中にさらに3つ4つゲラが届くことになっている。 ということは、夏前には6冊ほど本が出るということである。 何の因果でこんなにたくさん本を出さなければならないのであろうか。 しかし、それは真夏に「暑いよお」と泣訴しているのと同じで、言っても何もならないのである。 わかっている。 黙って働こう。 吉川宏志さんという若い歌人の書いた『風景と実感』(青磁社)という本が届く。 帯文を頼まれたので、ゲラを読んで、暮れに短い推薦の言葉を書いた。 知らない人の書い