マスコミというのは怖いもので、普天間基地問題を単なる国内問題であるかのように論じるテレビキャスターが登場したり、総理の発言を巡る解説で「そもそも抑止力なるものがホントにあるのか?」と根本的な問題にまで遡らせ、その上で「日米同盟を根本から考える良い機会になった」なんてノンビリ楽観論まで展開させている。それら高野孟(たかのはじめ)さんや鳥越俊太郎さんの発言は、一部の鳩山応援団にとっては溜飲を下げる事になったのでしょうが、どう考えても正しくない。そもそも迷走は一方的に起こしたように見えるし、実際に失態を演じた事実を覆い隠すことは難しい。 物凄いレベルの重層的な迷走なので、後追い検証も困難なのですが、米政府がどのように日本の現政権にあたってきたのかを眺め、その視点から検証してみるのは面白い検証でしょう。先に触れておくと、或る時期からホントに米国の政府高官が【loopy】(空っぽ)や【hapless