Kubernetesは、Dockerに依存しない軽量コンテナランタイム「cri-o」正式版1.0リリースした。cri-oはコンテナランタイムとしてはDockerに競合するが、コンテナイメージなどを作る機能などは備えていない。 cri-oは、Kubernetesの育成プロジェクト(Kubernetes Incubator Project)として開発されています。 Red Hatに所属するcri-oエンジニアリングチームのDaniel Walsh氏は、cri-oのオフィシャルブログに投稿された記事「CRI-O 1.0 is here」で、Dockerに依存しないコンテナランタイムであるcri-oの開発動機について次のように説明しています。 We felt at the time that the upstream Docker project was changing too quickly
スタートアップの失敗を90%減らす10のポイント1. スタートアップの 失敗の90%を潰す 10のポイント 2. 田所 雅之 Masa Tadokoro 【シリアルアントレプレナー】 これまで日本4社と、米国シリコンバレーで1社、 合計5社を起業してきた(Exit経験あり) 【ベンチャーキャピタリスト】 シリコンバレーのベンチャーキャピタルFenox VC の日本・東南アジア地域 Venture Partnerを務める。 国内外のスタートアップの数百社のデューデリジェンス と投資の担当(1年間で20億円の投資担当) 【講演経験】 成功するスタートアップの作り方 ベンチャーファイナンス講座 起業のアイディア講座 オープンイノベーションの実装講座 など年間数十件の講演 【その他】 スタートアップ10社アドバイザー/ボードメンバーを務める Pioneers Asiaにてスタートアップ統括責任者
ガートナーが発表した、技術が浸透するまでの過程を分析する「ハイプ・サイクル」によると、AIとブロックチェーンは「過度な期待」のピークにさしかかっているという。 ハイプ・サイクルは、市場に新たに登場した技術が、まず過熱気味にもてはやされ、熱狂が冷める時期を経てから市場が確立し、市場分野における意義や役割が理解されるようになるまでの典型的な経過を示したもの。横軸に「時間の経過」、縦軸に「市場からの期待度」を表す波形曲線で表示している。市場の成熟の過程を、「黎明期」「『過度な期待』のピーク期」「幻滅期」「啓蒙活動期」「生産性の安定期」の5段階で示し、各キーワードはそれぞれの成熟度に従い、ハイプ・サイクル上にマッピングされる。 同社は、デジタルテクノロジーがビジネスにもたらす変化を予見するため、2012年に、核となるトレンドとして「モバイル」「ソーシャル」「クラウド」「インフォメーション(アナリテ
Bingを使ってる人は意外に多い…ググらない人たちが増加中!2017.08.28 11:3812,647 湯木進悟 えっ、知らなかった…。 インターネットで調べものといえば、検索エンジンのGoogle。これはもう揺らぐことのない常識かと思いきや、必ずしもそうではないみたいですよ。 このほどMicrosoftは、同社が独自に開発を進める検索エンジンのBingが、利用シェアを着実に伸ばしていることを発表。なんと米国内では、インターネットユーザーの3人に1人となる33%ものシェアを獲得するまでに成長したことが明らかにされています! えぇっ、本当? にわかには信じがたい高い利用度ですけど、これは米国ではYahooとAOLが、Bingのアルゴリズムを採用していることによる影響も大きいでしょう。おまけにPCを購入すれば、いまだにデフォルトのブラウザのEdgeでは、Bingが当然のように最初の検索エンジ
YouTubeが2012年から提供してきた動画加工ツールの「顔のぼかし処理」機能を強化し、特定の人だけを選んでぼかしを入れられるようになりました。 YouTube Engineering and Developers Blog: Blur select faces with the updated Blur Faces tool https://youtube-eng.googleblog.com/2017/08/blur-select-faces-with-updated-blur.html もともと「顔のぼかし処理」機能は、映像に登場する人物の顔を自動的にすべて検出して、誰かわからないようにぼかしをかけるというものでした。2016年2月からは、ぼかしを入れる場所をユーザーが選択すると、対象が移動しても追尾してぼかしをかけてくれるという「カスタムぼかし」機能も提供されてきました。 今回、
「基本情報技術者」はとりあえず取る。しかし実務では、あの資格のほうがやはり役立つ。日経BP社が2017年7月に実施したアンケートによって、IT資格に対するITエンジニアの率直な声が明らかになった。 最近、ITエンジニアの資格の取得意向が高まっている。情報処理推進機構(IPA)が実施する各種の情報処理技術者試験の2017年度春期の応募者数は、セキュリティ系を除いてすべて前年同期を上回った。秋期もこの勢いが続くと、年間の応募者数は6年ぶりに50万人を超える見通しだ。IPAの山内健司IT人材育成本部情報処理技術者試験センター副センター長は、「景気が回復傾向にあるうえ、ユーザー企業でも試験の価値を評価する割合が増えてきた」と話す。 とはいえ、ITエンジニアはあらゆるIT資格を手当たり次第に取得しようとしているわけではない。技術動向の変化などの影響を受け、従来は定番とされていたにもかかわらず存在感が
2017年第2四半期、クラウドインフラでトップのAWSはシェア34%、2位はAzureで11%。3位はIBM。上位ベンダの支配はさらに強まる。Synergy Research Group 同社によると、シェアのトップはAWSで34%。2位がマイクロソフトで11%、3位がIBMで8%、4位がGoogleで5%。 ただし成長率ではマイクロソフトが過去の4四半期で3%(おそらく3ポイント)のシェアの伸びを示しており、AWSやIBM、Googleを上回る成長率を見せています。 またAWS、マイクロソフト、GoogleがパブリッククラウドとしてのIaaS/PaaSでリードしているのに対し、IBMはプライベートクラウドで市場をリードしているとのこと。 注目すべきなのは、AWS、マイクロソフト、IBM、Googleの上位4社がシェアを伸ばすか横ばいなのに対し、それに続く「Next10」と呼ばれるアリババ
Google Cloudも大規模データ転送を物理ドライブで。「Transfer Appliance」発表。ラックマウント可能な100TBと480TBの2モデル Googleは、オンプレミスからGoogle Cloud Platformへ物理ドライブを送付することでオンライン経由よりも迅速にデータ転送を行うアプライアンス「Transfer Appliance」を発表しました。 「Transfer Appliance」はデータセンターの19インチラックに収まる大きさ。2Uで100TBの容量持つモデルと4Uで480TBの容量を持つモデルの2種類が用意されます。 それぞれの容量は物理容量で、ここにデータが圧縮されて保存されるため、論理的には物理容量の2倍程度のデータが保存可能とされています。 Transfer Appliance導入の理由は、大規模データをオンラインで転送すると時間が掛かりすぎるか
これまで以上に前途多難? 「Windows 7サポート終了」認知徹底の難しさ:Microsoft Focus(1/2 ページ) 2020年1月14日の「Windows 7」の延長サポート終了を前に、日本マイクロソフトは「Windows 10」への移行に向けた活動を加速。その真意と、移行を控えたわれわれが留意すべきこととは? 日本マイクロソフトが、早くも「Windows 7」の延長サポート終了に向けた対策に乗り出す。 同社は、2017年7月からスタートした新年度に、2020年1月14日に延長サポートが終了するWindows 7から「Windows 10」への移行に向け、認知度向上の取り組みを本格的に開始することを明らかにした。 これは全世界の動きに比べて早いという。サポート終了までに、まだ2年半というタイミングにもかかわらず、なぜ、日本マイクロソフトは、こうした取り組みを開始したのか。
スマートフォンの利用に欠かせないSIMカード。大手家電量販店の携帯電話コーナーでは、MVNO各社のSIMカードがパッケージに入れられて並んでいるほか、カウンターで渡してくれる場合もあります。SIMカードが手元に届くまで、何が行われているのでしょうか? スマートフォンや3G・LTE対応タブレットを利用するために欠かせないSIMカード。大手家電量販店の携帯電話コーナーでは、MVNO各社のSIMカードがパッケージに入れられて並んでいる様子がよく見られます。 また、店舗に設けられたMVNOの契約カウンターでは、スタッフがその場でSIMカードを用意して渡してくれますし、Webで申し込みを行った場合は宅配便などでSIMカードが送られてきます。これらのSIMカードが利用者の手元に届く前には、どのような工程を経ているのでしょうか。 MVNOのSIMカードはキャリアのもの 現在日本に存在するMVNOは「ライ
ネットで何かの情報を検索しようとすると、多くの場合“まとめサイト”や“Q&Aサイト”が検索結果に表示されてしまいますが、それらのサイトに引っかからない検索サイト「Nyafoo!」が登場しました。 【訂正:2018年2月13日 サイトURLが移転したため、リンク先を移転後URLに変更しました】 Nyafoo! かわいい馴染みのある語感の「Nyafoo!」は、いわゆる「まとめ」と呼ばれるWeb上の情報を集めたキュレーションサイトや、利用ユーザーによる質問と回答が公開された「Q&Aサイト」などが表示されない仕様になっています。 開発したのはNyafooJapan(@nyafoo_japan)さん。開発理由については「Googleがアテにならないときが出てきたため」ということで、自分にとって使える検索サイトを作った結果、上記の「三次情報」サイト群を省くこととなったようです。 例として「猫」で検索し
IT現場の最前線で働き続ける50代SEが増えている。55歳になるSCSKの舟野真樹氏は、データセンターの効率的な運用を考える企画業務に携わる。「先輩達を見ていて、50代はアドバイザー的なポジションになると思っていた」。かつての想像と異なる現在の仕事に驚きを隠せない。 舟野氏は入社以来、社内の情報システム部門、顧客へのシステム運用のコンサルティングなど様々な仕事を経験した。「システム運用の上流から下流まで経験した。経営層やスタッフ部門の考え方に深く触れることもできた」(舟野氏)。経験を活かして、50代になっても第一線から退くことなく現役SEとして仕事を続けている。 現在の肩書きは「ITマネジメント事業部門 netXデータセンター事業本部 サービス基盤部 第二課 シニアプロフェッショナル サービスマネージャ」。組織を率いる「部長」や「課長」といったラインマネジャーではなく、システム運用ソリュー
スーパーコンピューターをはるかにしのぐ計算能力を発揮すると期待されている 「量子コンピューター」 。その実現は、今世紀後半になるとも言われていましたが、6年前、カナダのベンチャー企業D-Wave Systems社が、世界に先駆け実用化モデルを発売。一部の専門家の間からは、本物かどうか懐疑的な見方が出たものの、グーグルやNASA=アメリカ航空宇宙局など世界のトップ企業・研究機関が購入し、従来の高性能コンピューターの1億倍のスピードが確認されたことで、世界に衝撃を与えました。スーパーコンピューターをもってしても解けない複雑な問題を解決できると期待される量子コンピューターは、人工知能や画期的な新薬の開発などへの応用を通じて世界をどう変えていくのか。今月、東京で開かれた量子コンピューター国際会議を取材しました。(科学文化部・斎藤基樹記者) 量子コンピューターをめぐる世界最先端の研究成果が報告される
以前勉強会で発表した資料が時が経って情報が古くなってきたのでアップデートしてほしいという要望があったので、2017年版にアップデートしました。 SlideShare に投稿したものを文字起こしして掲載します。 クラウドを使う企業が増えてきたことで 発生してきたこと クラウドは簡単! プログラマがインフラもできるんじゃないか? インフラエンジニアを雇うのは人件費の無駄・・・ 流行の「DevOps」や「SRE」ってプログラムでやるからプログラマ領域じゃないの? 結果:インフラエンジニア不要論!! プログラマはここを嫌がる サーバーを触るのはイヤ 「デプロイするだけ」まで作ってほしい。 コマンド一発デプロイがいい。 ネットワーク?ナニソレ? インフラセキュリティーって何のこと? アクセス制御?ナニソレ? プログラマにインフラスキルを 「尚可」で求めると失敗する理由 プログラマ数人でプロダクト開発
(2017年6月時点において)ここしばらくでのブロックチェーン技術の盛り上がりには圧倒される一方で、いざ、その技術的な実装内容について調べると共に、期待と現実との間での若干のギャップにとまどうところもあります。この記事ではそうした(個人的な)とまどいの内容を、「ブロックチェーン技術の有望性」という命題を軸とする形で、簡単な解説を交えつつ共有させていただきます。 (本記事の筆者と同じく)「熱狂の只中にあるブロックチェーン技術に飛びついて良いものか?」と自問されている各位にとっての参考としていただければ幸いです。 本記事のまとめ ブロックチェーン技術の一義的な効用はビジネスネットワークへの参加者の「信用」を補完することである。そのため、既に十分な「信用」を獲得している主体によるブロックチェーン技術活用の余地には疑問符が付く。 ブロックチェーン技術の活用余地を拡大するにあたっては、ブロックチェー
はじめに 個人アカウントは基本的に無料枠で運用しているので、少しでも請求がある場合はいち早く気づきたいです。 先日、とあるハンズオンイベントで使ったリソースを消し忘れて、最終的に$30ぐらい請求が来てしまいました。。。 CloudWatchで請求アラートは設定していますが、閾値超えが想定の場合、当然見逃すことになり、最終的な請求額に驚くハメになります。 これを防ぐためにLambdaで毎日SlackにAWS料金を通知することにします。 先日LambdaがPython3に対応したので、せっかくだし勉強がてらPython3で実装したい。 ネット上にはNode.jsでの実装例が多いようで、今回はこちらを参考にPython3で実装してみます。 必要なもの Slack incoming-webhooks URL 取得についてはこちらを参考に 適当なchannel lambda-uploader req
カーツワイル氏がシンギュラリティを予測する根拠である「収穫加速の法則」ですが、彼はこの「法則」を複数の意味で使っており、非常に多義的で曖昧な、対象が定量的ではなく分かりづらい「法則」となっています。 そもそも、(シンギュラリティに関する議論においては非常にありがちですが)、シンギュラリタリアンの内部ですら「収穫加速の法則」という言葉の定義が異なっている場合すらあり、批判を受けた際に法則の定義を取り替えて反論していることもあります。 広義での「収穫加速の法則」は、テクノロジーや人類文明の進歩が指数関数的に進んでいくこと、と表されます。けれども、厳密な意味において、一体何の量が指数関数的な成長を遂げるのかはあまり明確ではありません。 『ポスト・ヒューマン誕生』における「収穫加速の法則」という言葉の意味を整理してみると、大きく4通りの意味で使われていることが分かります。 (以下のページ数は全て日
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