『写真レンズの歴史』ルドルフ・キングスレイク東京オルタナ写真部の読書会では『写真レンズの歴史 』(A History of the Photographic Lens 1989)を読みました。レンズ開発の歴史をコンパクトにまとめた本なので、「写真レンズとはなにか」をざっくりと把握することができます。教科書というよりも、おじいちゃんの昔語りを聞いているような感じの本です。 でもこのおじいちゃんすごい人で、ロチェスター大学の光学研究所の設立者にして、コダックの光学設計責任者だった人です。ルドルフ・キングスレイク。1903年生まれ。この本の出版時は86歳! この本を元に、写真レンズはどこからどこへ何を目指してきたのかをおおまかにまとめてみたいと思います。
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