数理解析研究所では、市民講演会「数理サマー」を高等研究院と理化学研究所数理創造プログラムと合同で、京都大学益川ホールにて開催しました。 本講演会は、昨年京都大学と理化学研究所の間で結ばれた連携・協力の協定に基づいて、市民の皆さんと一緒に数理科学の最先端に触れ新しい展開を考えることを趣旨としています。 はじめに、森重文 高等研究院長が主催者を代表して開会の挨拶を行い、理化学研究所と数学とのつながりについて説明を行いました。続いて、國府寛司 理学研究科教授が、挨拶と理学研究科数学・数理解析専攻と理化学研究所数理創造プログラムとの連携について説明を行いました。 その後、各機関から講演者が登壇し、研究内容を紹介しました。 牧野和久 数理解析研究所教授が、計算量理論の基礎的な概念を説明すると同時に、高速アルゴリズム設計の意義や重要性について、長瀧重博 理化学研究所数理創造プログラム(iTHEMS)副