(1)小さく始めて,大きく育てる いきなり大きなレベル,高いレベルで改善を実施しようとすると失敗する。 まずできる範囲で小さなことから始めればよい。そして大きく育てればよい。 これを「雪だるま方式」という。 「雪だるま方式」に依拠すれば,大きさやレベルに関係なく,ともかく一歩を踏み出すことが重要になる。 (2)遠慮はしない 「こんなアホなことを言ってしまっていいのだろうか」 「こんなことを言ったら,意識高い系と揶揄されるのではないか」 かような忖度は無用である。 提案の妥当性を決めるのは自分ではないので,出す前から色々考える必要はない。 (3)手数を増やす 人間の能力に大きな差はない。 せいぜい,打率4割と打率2割くらいの違いであろう。 しかしながら,業務で問題になるのは打率ではなく,ヒットの数である。 したがって,100の打席に立った打率2割と,10の打席にしか立っていない打率4割は,前