小説にちなんで改名された商店街!?JR高円寺駅の北口に広がる約200店舗が加盟しているのが「高円寺純情商店街」。66年前に設立された長い歴史を持ち、当時は「高円寺銀座商店会」と名乗っていた。 と言うのも、「小説新潮」に掲載されていた、ねじめ正一氏の小説『高円寺純情商店街』が平成元年(1989年)に第101回直木賞を受賞。 作家本人の実家である乾物屋と商店街での日々が元になっており、小説の舞台となった商店街は、この作品にちなんで「高円寺純情商店街」へと変更されることになる。 今でこそ若者たちのライフスタイルとサブカルチャーの牽引地として有名になった高円寺だが、下町情緒溢れた昭和の高円寺を知りたければ、ぜひ、この小説を紐解いていただきたい。 毎年、恒例となっているびっくり市さて、イベント大好きな高円寺商店街の春の目玉のひとつが、4月19日(金)、20日(土)、21日(日)の3日間開催される「第