平成30年度「学芸員専修コース」研修生募集要項 テーマ:博物館資料のデジタルアーカイブとデータベース 1.概要 博物館において収蔵資料は増加する一方であり、資料の適切な管理と活用のために常に新しい技術の導入と工夫が求められている。そのために必須の手法がデジタル化とデータベース化であり、収蔵機関の規模によらず全世界共通の課題となっている。 本コースでは当館が収蔵する様々な資料を用いて、資料の特徴に応じたデジタル化の例を提示するとともに、実際の資料を用いてweb サイト公開用のデータを作成する作業過程を体験する。 対象は、文化史、自然史の両分野とし、考古資料、地図資料、生物資料、古生物資料等を扱いながらそれぞれの分野で現在運用中のデジタル化のシステムを紹介する。加えて、写真撮影の技法、動画作成の技法、web サイトの構築法の講義と実習を行い、デジタル化の基本技術を習得することが目標である。 博