ARCの海外美術品デジタルアーカイブプロジェクトが進めてきたオランダ・ライデン国立民族学博物館の日本文化資料の内、浮世絵・銅版画・古典籍などのデジタル化資料が、民族学博物館の許可を得て、全作品一般公開することになりました。 今回公開する資料は、素材が紙の印刷物や絵画資料が中心となります。 https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/RV/ よく知られているように、ライデン国立民族学博物館は、シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold)や出島の商館長であったブロンホフ(Jan Cock Blomhoff)らのコレクションを中心に、江戸時代ヨーロッパで唯一日本と交易のあった国として、多数の日本コレクションが集められており、日本文化研究者が数多く訪問して収蔵品の研究を行ってきました。 博物館の収蔵品は、オランダ国内の他の2館