【読売新聞】 政府は7月から、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)を通じ、各府省庁や独立行政法人などが活用するソフトウェアの弱点を常時点検する取り組みに乗り出す。弱点を速やかに検知する専用システムを導入し、対象機関に通知して
【読売新聞】 政府は7月から、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)を通じ、各府省庁や独立行政法人などが活用するソフトウェアの弱点を常時点検する取り組みに乗り出す。弱点を速やかに検知する専用システムを導入し、対象機関に通知して
【読売新聞】 古代ローマの円形闘技場「コロッセオ」を思わせる巨大な円筒形の外観に圧倒される。直径200メートルの建物中央部は、1~4階を貫く高さ18メートルの吹き抜け空間。最下層から見上げると、四方の本棚や壁面書架に色とりどりの背表
政府は、公的資金で研究を行った学術論文について、インターネット上で誰でも無料で読める「オープンアクセス(OA)」にすることを研究者に義務づける方針を固めた。研究成果を速やかに国民に還元することが狙いだ。12~14日に仙台市で開かれる先進7か国(G7)科学技術相会合で、OAについての国際連携を呼びかける。 学術論文は通常、出版社が発行する学術誌に掲載されるが、購読料の高騰に伴い、大学などは購読する学術誌を減らしている。OAで研究成果を共有しやすくすれば、広く読まれる上、他の研究者から引用されて評価される機会も増える。その結果、研究の加速や新たな技術革新などにつながると期待できる。 政府は公的なサーバーを整備し、研究者に掲載論文の最終稿やデータの送信を義務づけて、誰でも出版直後に読めるようにする方針だ。2025年度以降の新規公募研究が対象となる。 米国も昨年8月、公的資金による研究成果について
【読売新聞】 江戸時代初期、東アジアにおけるオランダの貿易拠点だった平戸オランダ商館(長崎県平戸市)で醸造され、日本で初めて造られたとみられるビールが、約400年ぶりに復活した。商館の資料から、黒砂糖などを使って館内で製造されていた
文部科学省は、デジタルや脱炭素など成長分野の人材を育成する理工農系の学部を増やすため、私立大と公立大を対象に約250学部の新設や理系への学部転換を支援する方針を固めた。今年度創設した3000億円の基金を活用し、今後10年かけ、文系学部の多い私大を理系に学部再編するよう促す構想だ。 新設・転換 10年で250目標 同省は、希望する私立や公立の大学を公募し、学部新設や転換に向けた検討や設備費用など最長7年にわたり、1校あたり数億円~約20億円を支援する方向だ。公募期間は今年3月からの10年間とし、250学部程度の新設や学部転換を見込む。1校に1学部新設された場合、私立と公立の全721校の3分の1にあたる規模となる。 文部科学省 また、情報系の高度専門人材の即戦力を養成するため、国立大と高専も対象に含める。専門人材の育成に実績がある学部・研究科などの定員を増やすための人件費や施設整備費として最大
北海道東川町が建築家の隈研吾さんらと「デザインミュージアム」構想を進め、2026年度のオープンをめざしている。タレントのタモリさんがレコード約1万枚の寄贈を申し出るなど、公立では珍しい構想は広がりを見せつつある。(森近正) デザインミュージアムの完成イメージ この「KAGUデザインミュージアム」は旧東川駅前の倉庫3棟を改装し、隈さんの作品の模型や家具のコレクションなどを展示する。改装費用20億円は町のふるさと納税でまかなう計画だ。 デザインミュージアムは、国や地域の歴史や文化に根ざした各種デザインを体系的に保存・紹介し、同時代の動向も示すことで、未来に向けた着想の起点を目指す施設だ。ロンドンやベルリンなど主要都市に自治体が設置し、専門家やデザインを学ぶ学生のほか、観光客などでにぎわっている。 文化庁によると、日本ではデザインミュージアムを巡る法的な定義はない。民間では2007年、デザイナー
電子書籍・雑誌などの電子出版物も、国民の知的活動の貴重な資産だ。デジタル時代に見合った形で、納本制度のあり方を見直していくのは自然な流れだろう。 国立国会図書館は、国内で刊行された全ての書籍や雑誌を所蔵することになっている。出版社が納本することが、法律で義務づけられているからだ。 ただ、国立国会図書館法ができた1948年当時、電子出版物の出現は想定されていなかった。 2013年から、無料の電子書籍などが納入対象になり、今月1日からは法改正によって、出版社が一般に販売している有料の電子出版物の納入も義務化された。 出版科学研究所によると、2021年の日本の電子出版物の推定販売金額は4662億円で、前年よりも18・6%増えた。紙を含む出版市場全体の3割に近い。 電子版のみで売られている書籍や雑誌も増えているが、これらは電子書店が販売を終了したり、システム障害が起きたりした場合、閲覧できなくなる
昔の放送番組もインターネット経由で手軽に見られる時代になったが、それでもなお配信されないものは多い。それらに触れられる場所が横浜市中区の「放送ライブラリー」だ。ただ、現地に足を運ばねばならないのがちょっと厄介。そこで、運営する公益財団法人・放送番組センターは来年度から、全国拠点都市の図書館などでも同ライブラリーの公開番組が視聴できる「番組アーカイブネット」をスタートさせる。テレビ離れが進む昨今、数々の秀作に触れる機会を増やし、放送番組の価値を見直す試みだ。(文化部 旗本浩二) 配信万能時代…それでも見られない番組が多数 3万8000本の公開番組を視聴できるブース。1人席、2人席、3人席があり、計60ブース。同時に100人が視聴できる 同センターは放送法に基づき、民放とNHKが設立。横浜市とも協力して1991年から同ライブラリーを開設している。現在、テレビ・ラジオ番組のほかCMも合わせ、3万
取材でタンポポの自生状況を調べていた時のことです。取材相手の勧めで見た大阪市立自然史博物館のユーチューブで、ある動画のタイトルが目に留まりました。「アングラ収蔵庫トーク」――。 コロナ禍で休館中だった2020年5月に始まった企画で、各専門分野の学芸員が収蔵庫を舞台に、普段は見ることができない「とっておき」の標本や資料を解説します。こうした裏側を紹介する取り組みは、コロナ禍をきっかけに各地の動物園や美術館で広がりましたが、「アングラ――」の特徴は主役の学芸員の後ろで同僚の「ひな壇学芸員」が入れる「ガヤ」のにぎやかさにあります。 例えば、第13弾となる最新作。和田岳学芸員が鳥の巣の収集 譚(たん) を専門的に解説する中に軽妙なやりとりが交じります。「10年もたつのにどうして形を保っているの」「愛の力だと僕は信じているんです」「和田さんも愛を持って保管しないといけないですね」……。楽しげに、夢中
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く