東京の足立区の職員の男が、去年7月、帰宅途中の小学生の女の子を刃物で脅し、わいせつな行為をするためにかばんに押し込んで連れ去ろうとしたとして、警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、足立区産業振興課の主事で台東区に住む牧野健太郎容疑者(29)です。 警視庁の調べによりますと、牧野容疑者は去年7月、江戸川区内で帰宅途中の小学4年生の10歳の女の子にわいせつな行為をするために、ナイフを突きつけて「黙っていろ」などと脅したうえ、両手両足に手錠をかけて連れ去ろうとしたとして、わいせつ目的誘拐未遂などの疑いが持たれています。牧野容疑者は大型のカバンを女の子に示して「この中に入れ。おとなしくすればすぐに帰す」などと言って連れ去ろうとしたということですが、大声を出すなどして抵抗されたため、そのまま立ち去ったということです。 女の子は手に軽いけがをしました。警視庁は手錠の購入先の捜査などから、牧野容疑者