プロ野球・埼玉西武ライオンズは16日、球団初となるOB戦を埼玉県所沢市のベルーナドームで開いた。1980~90年代のチーム黄金期を支えたレジェンドや各時代で活躍した名選手など63人が集結。現役時をほうふつとさせる華麗な動きを見せて大観衆を沸かせた。(藤原哲也) OB戦の開催は昨年告知されて大反響を呼び、チケットは早々に完売。当日は2万7795人が来場して満員御礼となり、試合前にはOB選手のサイン会やトークショーが行われた。 試合は東尾修さん率いる「チームLIONS」と、田淵幸一さん率いる「チームSEIBU」に分かれ、それぞれ黄金期の復刻ユニホームを着用。一回から黄金期の投打の中心だった秋山幸二さんと工藤公康さんの対決が実現すると、観客は懐かしの応援歌と一緒に声援を送り大喜びした。 四回には「ケンカ投法」の東尾さんと「ホームランアーチスト」の田淵さんが直接対決。内角をえぐる球で東尾さんが死球