30%近くの母親がオムツ代の支払いに苦労し、メンタルヘルスケアを必要としている――米コネチカット州ニューヘイブン在住の母親877人への調査によって明らかになった。 赤ん坊を育てているアメリカの家庭では、一般的にオムツ代として年間936ドル(約9万2700円)を支払っているという。一方、最低賃金の時給7.25ドルでフルタイム働いている女性の収入は年間で1万5080ドル(約149万3000円)。オムツ代で収入の約6%を持っていかれている計算になる。 Pediatricsに掲載された同調査では、メンタルヘルスケアやヘルスケアの必要性についても調査。オムツ代に苦労していない母親よりも、オムツ代の支払いに悩んでいる母親の方が、著しくメンタルヘルスケアを必要としているとも報告。オムツを支給することが「育児のストレスを減らす具体的な施策」かもしれないと指摘している。