うその電話で現金を要求する特殊詐欺の被害を食い止めるため、神奈川県警が県内のおよそ700人の自宅の電話に、着信があると警告のメッセージが自動的に流れる装置を取り付けたところ、被害が1件も出ていないことがわかりました。 14日は県庁で被害防止の対策を話し合う会議が開かれ、この中で神奈川県警の担当者が、ことし3月から始めた、県内の60歳以上の男女およそ700人の自宅の電話に、特殊な装置を取り付けてもらう試みについて説明しました。 装置は、およそ10センチ四方の箱形で電話線に接続しておくと着信があった際に『犯罪被害防止のため会話内容が自動録音されます』という警告のメッセージが流れて録音が始まります。 警察によりますと、装置を取り付けた人の中には不審な電話を受けた人が複数いますが、被害は1件も出ていないということです。 神奈川県警察本部の森元博生活安全総務課長は「詐欺被害を1件でも減らすために、で
![「録音します」 警告音声装置付けた住宅 特殊詐欺の被害なし | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e46c5f54725d9a8e2f186d968595a882c310aae2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20180914%2FK10011630391_1809141718_1809141731_01_02.jpg)