クルマによって、クルマの左側と右側に存在するものがある。右ハンドルの左ウインカーや給油口、マフラーなどだ。 なぜクルマによって、左側、右側にわかれるのだろうか? そんな素朴な疑問にモータージャーナリストの野里卓也氏が答えます。 文/野里卓也 写真/ベストカー編集部 ベストカーWEB編集部 Adobe Stock クルマで右と左、異なるモノの代表といえばハンドルの位置だろう。左ハンドルといえばかつては輸入車がそれに該当していたが、今では米国車やメルセデスベンツのAMGモデルといった車両を除けば、国産車と同じ右ハンドルは当たり前、フェラーリだって右ハンドルが選べる時代。 ポルシェにいたってはカイエン、マカン、パナメーラをはじめ、2017年からは718ケイマン&ボクスターも右ハンドル化し、先日、日本発表となった、新型ポルシェ911(992型)についても右ハンドルのみの設定だ。 さて、輸入車でも右