気象庁は、来春から桜の開花予想を取りやめることを決め、25日午後発表する。民間のウェザーニューズ社や財団法人日本気象協会が桜の開花予想を発表するようになり、同庁として発表する必要性が薄れたと判断したという。 同庁は1955年から毎年3月上旬に開花予想を発表していた。開花予想を取りやめた後も各地で桜の観測は続ける。ウェザー社は03年から、気象協会は07年から桜の開花予想を発表している。
気象庁は、来春から桜の開花予想を取りやめることを決め、25日午後発表する。民間のウェザーニューズ社や財団法人日本気象協会が桜の開花予想を発表するようになり、同庁として発表する必要性が薄れたと判断したという。 同庁は1955年から毎年3月上旬に開花予想を発表していた。開花予想を取りやめた後も各地で桜の観測は続ける。ウェザー社は03年から、気象協会は07年から桜の開花予想を発表している。
開花から満開まで時間がかかった今年の桜前線。その開花予想競争は、気象庁の惨敗に終わりそうだ。財団法人日本気象協会と民間のウェザーニューズの3者の予想が出そろって3年。気象庁の精度の低さが目立つ。 朝日新聞は、気象庁が1回目の予想を発表した3月4日時点での3者の開花予想日と実際の開花日を調べた。この時点で、気象庁は東北や北海道の予想を出していなかったため、北陸〜関東より西で、3者が同じ標本木を対象にしている11地点を比べた。 今年、ぴたりと当てたのは気象協会とウェザー社。気象協会は東京と神戸市の2カ所で、ウェザー社は大阪市で、それぞれ予想通りの日に開花した。気象庁はない。11地点の予想日とのずれの延べ日数は、協会が19日、ウェザー社が32日、気象庁は48日だった。11地点すべてで同庁の予想より早く開花し、高松市では8日も早く咲いてしまった。 07年に協会が予想を出すようになり、3者の予
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