LGBTイジメ ~親・先生の立場できること~クラスに1人はいると言われている性的マイノリティの人々。メディアでも面白おかしく取り上げられている側面もあることから、イジメやからかいの対象になる機会も多いのが現状です。そんな性的少数者と総称される子どもたちが抱える悩みについて向き合っていきたいと思います。 性同一性障害(性的違和)はおおよそ1万人に数人。同性愛者・両性愛者・無性愛者は人口の約3~5%存在しており、両者を合わせると20人に1人の割合と言われています。簡単に言い換えると、クラスに1人は性的マイノリティの生徒が居てもまったくおかしくない訳です。 誰に相談したらいいのかわからない…。 多様な性について学校のなかで学習する機会は少なく、性的マイノリティの子どもたちはイジメや、からかいの対象になりやすい現状があります。また、性の悩みであることから周囲の大人にも相談しづらく、「一体自分は何者