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ブックマーク / jmiyaza.hatenablog.com (2)

  • 小谷野敦「日本文化論のインチキ」(1) - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    幻冬舎新書 2010年5月 日文化論が好きな人間なので、その手のを相当数もっている。このは日文化論をなで切りにしただろうと思い、自分の感想と比較してみると面白いかなと思って買ってきた。しかし、必ずしもそのようなではなく、文化比較方法論のような部分もあり、人文科学方法論のような部分もあるということで、個々のの批評もあるが原理論的な部分もあるであると思った。 その理論的部分はかなりカール・ポパーに負っているように読めたので、ポパー信者でもあるわたくしとしては、このを読んだ機会に、昔、読んだ日文化論関係のを少し読み返してみるとともに、ポパーについても考えてみたい。 もしも、ある国の文化が独自のものであると言おうとするならば、他国とのきちんとした比較が必要とされる。しかし、多くの日文化論は、その点できわめて杜撰である。日文化論といわれるものの大半は、比較の対象を西洋だけに

    小谷野敦「日本文化論のインチキ」(1) - jmiyazaの日記(日々平安録2)
  • 高田里恵子「文系知識人の受難」in 「日本思想という病」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    2010年1月 光文社 このは偶然書店で見つけたものだが、高田里恵子さんの名前があったので買ってきた。 芹沢一也さんと荻上チキさんというひとがやっているシノドスという何なのだろう、一種の思想運動体?が主催しておこなっているセミナーの記録らしい。芹沢さんというひとは知らないひとで、荻上さんというひとも名前をどこかできいたことがあるな、という程度しか知らないが、中島岳志氏は前に「中村屋のボーズ」を読んだことがあるし、片山杜秀氏は前に読んだ「音盤考現学」の著者と似た名前の人だなと思ったら人だった。田中秀臣氏は以前リフレ派のを読んだときに接触したことがありそうであった。植村和秀というかたについては知らなかった。、 高田氏については「文学部をめぐる病」以来のファンで、何がいいかというと、ひねくれているというか素直でないところで、何だが自分の同類がいるなという気がする。ここでの演題?「文系知識人

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