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弊社社長カルロス ゴーン専属の通訳を努めて12年目となる森本由紀。この度マイクを通さず自らの言葉でその舞台裏を激白します。
一般的にマスクは、口や鼻を覆うことで、菌や花粉・粉塵が体内に侵入することを防ぐことなどの、衛生上の目的で使用されるが、そうした本来の用途から外れた目的で、マスクを使用する者がいる。 日本においては、2009年に流行した新型インフルエンザを機に、一時的にマスク着用者が増えた。翌年までに新型インフルエンザは収束し、マスク着用者は少数派になったものの、首都圏など都市部の若者を中心に日常的にマスクを着用する人が見られるようになった[2]。 博報堂若者研究所の原田曜平が『近頃の若者はなぜダメなのか』(2010年1月16日発売)で「だてマスク」について取り上げた。その後、朝日新聞が2011年1月に日本の10代(男女問わず)の世代にそうした傾向が見られることを報じて[1]、同紙の取材で年代を問わず大人の中にも「だてマスク」着用者が存在することが明らかになった[3]。 当初インフルエンザ対策や花粉症対策な
内田 樹(以下、内田):私は今の30代後半から45歳前後の世代が、申し訳ないですが、“日本最弱の世代”と考えています。 原田曜平(以下、原田):世代論でいえば、バブル世代、団塊ジュニアあたりの世代ですね。 内田:この世代は、わりと豊かな時代に生まれ、上の世代にうっとうしい人が多いので、文句ばかり言う。基本不機嫌で、えぐるような批判がうまい、“ものを壊していく人たち”。批判して壊していくことに、ある種の爽快感があるのかもしれない。壊すのはいいけれど、「じゃあ、何作るの?」と聞くと、結局既存のシステムを利用する。大学の世界でも壊せ壊せと言った挙句に、いつの間にか大教授になっている人がいる。サブカルチャーと言っていたわりには、すっかりメインカルチャーになっている。今の若者の感覚で言えば、その世代に対する不信感は大きい。今の20代は、僕ら60代となじみがいい。30代後半から40代前半が60代を
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