法人税約1億1千万円を脱税したとして、葬祭業「紫音(しおん)」(東京都渋谷区)と「ファミリー共済会」(東京都豊島区)の2社と、実質経営者の津田覚元社長(62)が法人税法違反罪で、東京国税局から東京地検に刑事告発されていたことが16日、関係者への取材で分かった。 津田元社長は、昭和50年代に流行した猫の実写キャラクター「なめ猫」の著作権者として知られる。紫音は警視庁の指定業者として遺体の運搬などを請け負っていたほか、「なめ猫」キャラクターが暴走族追放ポスターに使用されるなど、警視庁のイベントプロデュースやポスター作成も手がけていた。 津田元社長は弁護士を通じ「取引先や関係者に多大な迷惑をかけたことをおわびしたい。反省している」とコメント。すでに修正申告手続きを済ませたという。 関係者によると、津田元社長は2社の売上げの一部を除外する手口で、平成23年までの3年間で約3億8千万円の所得を隠し、
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