10月1日、米下院共和党のほとんどの議員にとって、連邦政府機関の閉鎖よりも大きな危険は、その運営継続を目指して戦うことだ。写真はワシントンの連邦議会議事堂(2013年 ロイター/Larry Downing) [ワシントン 1日 ロイター] - 米下院共和党のほとんどの議員にとって、政治的危険性という点で連邦政府機関閉鎖よりも大きなものがただ1つだけある。それは、政府機関の運営継続を目指して戦うことだ。 政府機関閉鎖は、共和党が来年の中間選挙で上院の多数派を奪還したり、2016年の大統領選挙に勝利する力を損なってしまいかねない。だが、暫定予算案と医療保険改革(オバマケア)の先送りをセットにして推進し続けている下院共和党議員にとって、そんな事態は知ったことではない。