米ロサンゼルスで行われた反モンサント・デモの参加者ら(2015年5月23日撮影)。(c)AFP/ROBYN BECK 【5月24日 AFP】米農業バイオ大手モンサント(Monsanto)と同社の遺伝子組み換え作物や農薬に反対するデモ「マーチ・アゲインスト・モンサント(March Against Monsanto)」が23日、米州、アフリカ、欧州にまたがる40か国以上の約400都市で一斉に行われ、大勢の人たちが街頭に繰り出した。 オキュパイ(Occupy、占拠)運動によって始められたこのデモは今年で3回目。スイスではバーゼル(Basel)やモルジュ(Morges)でデモがあり、約2500人が参加した。モルジュにはモンサントの欧州・アフリカ・中東事業の拠点がある。 また、パリ(Paris)では、グリーンピース(Greenpeace)をはじめとする環境保護団体や、環大西洋自由貿易地域(TAFTA