ついにSF世界の医療が現実に? 国内初、人工知能が患者の命を救う2016.08.09 20:21 渡邊徹則 新たな「名医」の誕生か。 NHK News Webより、東京大学医科学研究所で、人工知能が病気を診断し、患者の命が救われるという国内初の事例が報告されました。 2000万件のがん研究論文を学習させた人工知能が、それをベースに患者の1,500以上もの遺伝子データを分析。結果、特殊な白血病をわずか10分で見抜き、治療を変えるように提案しました。 こうした病名の診断は、専門医でも診断が難しく、同研究所の宮野悟教授は「1人の医師が膨大な医療情報を把握するには限界があり、情報を蓄積してみずから学習する人工知能の活用は、医療の世界を変える可能性を秘めている」と語っています。 この人工知能は、ほかにも合計41人の患者について、治療に役立つ情報を提供しているそうです。 人工知能といえば、ワシントンに
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