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ブックマーク / gendai.net (5)

  • 日刊ゲンダイ|「小さいおうち」原作者・中島京子氏「戦前と現在は空気感がそっくり」

    山田洋次監督の映画「小さいおうち」(松竹)が評判だ。戦争がいかにして、ふつうの人々の生活に忍び込んでいくのかを描いたものだが、ゾッとするのは今の時代との類似点だ。ちょうど、幻に終わった昭和15年の東京五輪が決まった頃で、人々は五輪招致と好景気に浮かれている。日中戦争が始まるが、誰も悲惨な結末を予想せず、三越の戦勝バーゲンなどに足を運び、「勝った」「勝った」と騒いでいたのだ。「今の空気に似ていて当に怖くなる」とは映画の原作者で直木賞作家の中島京子さん。安倍首相に映画を見せたいくらいだ。 ■安倍政権になって民主主義の底が抜けた ――小説を書かれたのは2008年ですよね。小さなおうちに戦争の影が忍び込んでいく。ついにはおうちは焼けてしまう。驚くのは当に戦争が悲惨になるまで、ふつうの人々に悲愴(ひそう)感がないことですね。裏を返すと、人々が気づかないうちに、戦争が泥沼化し、気がついたら

    日刊ゲンダイ|「小さいおうち」原作者・中島京子氏「戦前と現在は空気感がそっくり」
  • 日刊ゲンダイ|骨抜きにされた「公務員改革」 “脱藩官僚”らが怒りの緊急提言

    公務員制度改革は第1次安倍内閣からの集大成だ」――。稲田行革相はこう息巻いていたが、結局、霞が関の抵抗に屈して“骨抜き”になりそうだ。 安倍内閣が今臨時国会で成立を目指す「公務員制度改革法案」は、30日事実上、中身が固まり、来週火曜(11月5日)にも閣議決定される見通し。だが、その中身は、かつての麻生政権の時よりも大幅に後退した。この“改悪”を受け、30日午後、過去に公務員改革の制度作りにも携わった“脱藩官僚”たちが、怒りの「緊急提言」を行った。 呼びかけ人となったメンバーは、元経産官僚の古賀茂明氏、元財務官僚で嘉悦大学教授の高橋洋一氏、元経産官僚で慶応大学大学院教授の岸博幸氏、元経産官僚で政策工房代表取締役社長の原英史氏、評論家の屋山太郎氏など。現在内閣官房参与に就いている元経企庁長官の堺屋太一氏も加わる予定だったが、「官邸からストップがかかった」(関係者)という。 現役の内閣参

  • 福島1原発 放射能 汚染水 「拡大再生産」という絶望 - ゲンダイネット

    緊急連載【福島原発 現在の当のこと】 福島原発でいま、何が起こっているのか。安倍首相はIOC総会で、「状況はコントロールされている」「港湾内に完全にブロックされている」と大見えを切ったが、ドイツの公共放送「ZDF」は強烈だ。東アジア総局長が何度も福島に足を運び、高濃度の汚染水が外洋に流れている可能性があることを指摘、「安倍首相はウソをついている」と断言した。そのうえで、「あそこまで総理大臣がIOC総会で言った以上は、これは国際公約になる。今後は国際社会からの監視の目が一層強化される」とリポートしたのだ。 東京電力の山下和彦フェローも「今の状態は制御下にない」と発言、首相のウソを事実上、認めた。しかし、その後、東電が修正の記者会見をしたため、大騒ぎになった。 「東電サイドに、首相の発言について見解を聞いたところ、『答えられない』というので、それじゃあ、東電は国際会議で同じことを言える

  • 小出裕章氏「汚染水は制御不能。安倍首相の発言は恥知らずだ」 ゲンダイネット

    「放射能は完全にブロックされている」「コントロール下にある」――。IOC総会で、安倍晋三首相は福島第1原発の汚染水問題について、こう豪語した。首相の言葉はすなわち、国際公約になったわけだが、現地では今も1日400トンもの地下水が壊れた原子炉建屋に流れ込み、海に漏れている可能性も否定できない。安倍首相の言う「完全ブロック」とは程遠い状況なのだが、原子力の第一人者はどう見ているか。 <そんなに安全なら自分で現場に行けばいい> ――安倍首相のIOC総会での発言を聞いて、どう思われましたか? 「ほとほと呆れました。一体何を根拠にコントロールできていると言っているのでしょうか。冗談ではありません。福島原発は今、人類が初めて遭遇する困難に直面していて、想像を絶する状況が進行しているのです。そもそも、原発政策を推し進めてきた自民党政権は、原発を安全だと説明してきたが、安全神話は事故で崩れた。それな

  • ゲンダイネット

    <かばん、財布から指紋が出ず…> みのもんたの次男の事件のあらましはシンプルだが、実は“謎”だらけだ。 御法川雄斗容疑者(31)は、酒に酔って路上で寝ていた男性のかばんから財布を盗み、中にあったキャッシュカードを使って東京・新橋のコンビニで現金を不正に引き出そうとした――大方の見立てはこうだ。 「ところが、男性のかばんからも財布からも、御法川の指紋は出ていません。仮に御法川が窃盗の“プロ”で、指紋が付かないように盗んだとします。そこまで周到な男がですよ、コンビニの防犯カメラに素顔がバッチリ写るようなヘマをするでしょうか?」(捜査事情通) 御法川は「高校時代から手癖が悪くて、何度も父親にもみ消してもらっていた」(知人)なんてウワサ話もあるが、もし常習だったら財布から現金だけを抜き取り、さっさと逃走するはず。暗証番号が分からない他人のカードを使って、コンビニで現金を引き出すなんて危ない

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