タグ

ブックマーク / zenn.dev/uhyo (9)

  • 緊急解説! 突如出現したnitrogqlの中身と裏側

    皆さんこんにちは。これは、筆者が最近公開したnitrogqlを宣伝する記事です。nitrogqlの概要や、開発にあたっての裏話などを紹介します。 nitrogqlとは nitrogqlは、TypeScriptコードからGraphQLを使用するためのツールです。有体にいえば、graphql-code-generatorを置き換えることを目指して開発しています。具体的には、.graphqlファイルからTypeScriptの型定義を生成する機能を備えています。 例えば、次のようなクエリがあったとします。 query ($unfinishedOnly: Boolean) { todos(filter: { unfinishedOnly: $unfinishedOnly }) { id body createdAt finishedAt tags { id label color } } } imp

    緊急解説! 突如出現したnitrogqlの中身と裏側
  • ProviderタワーをRecoilに置き換える

    ReactアプリケーションではProviderタワーがよく見られます。Providerタワーは、アプリの上の方で次のコードのように複数のProviderが積み重なっている状態のことです(一般的な呼称かどうかは知りません)。 const App: React.FC = () => { return ( <FooProvider> <BarProvider> <BazProvider> <MainContents /> </BazProvider> </BarProvider> </FooProvider> ); }; Providerは、コンテキストに対して値を供給する役割を担っており、コンポーネントツリー内でProviderより内側に配置されたコンポーネントからはそのコンテキストの値を参照することができます。コンテキストは、Reactにおいて外部ライブラリを使わずにステート管理(特にアプリ

    ProviderタワーをRecoilに置き換える
  • any、またお前か——配列とhomomorphic mapped typeの罠

    TypeScriptは企業によって開発されてはいるもののなかなか大きなOSSの一つであり、openなissueの数はこの前5,000を超えました。日々いくつものissueが作られ、そして一部は閉じられていきます。TypeScriptはなかなか大きなOSSですから、issueが閉じられなかったとしても厳しい行く末を迎えるものは多くあります。TypeScriptチームが興味をそそられなかったならば、提案はSuggestionラベルとAwait More Feedbackラベルが与えられ、たとえ100を超える👍を得ようとも、奇跡でも起きなければ二度と掘り起こされることはありません(奇跡というのは、数年後にAndersさんが気まぐれにTypeScriptおもしろい新機能を実装してそのついでに解決されるといったことを指します)。また、バグに関しても喫緊でないものはbugラベルをつけられてBack

    any、またお前か——配列とhomomorphic mapped typeの罠
  • eslint-plugin-import-accessではじめるディレクトリ単位カプセル化

    こんにちは。この記事は筆者が製作した ESLint 向けプラグイン eslint-plugin-import-accessを紹介する記事です。 このプラグインにより TypeScript プログラムに擬似的なpackage-private exportの概念が生まれます。JSDoc で@packageとアノテートされたexport宣言は、そのファイルが属するディレクトリの外からインポートすることができなくなります。 従来、TypeScript で可能なカプセル化の最大の単位は「ファイル」であり、ファイルからエクスポートしない変数はそのファイル(モジュール)の中に閉じている一方で、一旦エクスポートしたものはプロジェクトのどこからでもインポート可能になります。これでは不都合な場合がありました。 最近の具体的な例としてはRecoilが挙げられます。筆者の以前の記事では、Atom や Select

    eslint-plugin-import-accessではじめるディレクトリ単位カプセル化
    ko-ya-ma
    ko-ya-ma 2021/06/28
    ほしかったやつ!
  • TypeScriptでexistential typeが欲しくなったときはカプセル化で我慢しよう

    TypeScript でプログラミングをしていると、existential type (存在型)が欲しくなることがあります。そのような課題が発生した際は anyやasを使って何とかしてしまいがちですが、実はある種のカプセル化を行うことでこれらの危険な機能を使わずに解決することができます。 Existential Type が欲しくなる例 簡単な例として、こんなプログラムを書きたい場合を考えてみましょう。ここではまだ型は書いていません。 function useNumber(num: number) { console.log(num); } function useString(str: string) { console.log(str); } const thunks = [ [3, useNumber], ["foo", useString], [10, useNumber], ];

    TypeScriptでexistential typeが欲しくなったときはカプセル化で我慢しよう
  • ReactのSuspenseListでお手軽CLS対策

    みなさん、React のConcurrent Mode使っていますか? まだという方もまだまだ遅くはありませんのでご安心ください。 この記事では、Concurrent Mode API の一つであるSuspenseListを使って、Core Web Vitalsの一つである Cumulative Layout Shift (CLS) の発生を抑制する方法を紹介します。 SuspenseList とは SuspenseList は React に組み込みのコンポーネントで、複数のSuspenseコンポーネントを子として持ち、それらが表示される順番を制御する機能を持ちます。Suspense についても一応復習しておくと、これは「内部でサスペンドしたコンポーネントがあった(=中身がまだ読み込み中である)場合は中身の代わりに指定されたフォールバックコンテンツを表示する」というコンポーネントであり、

    ReactのSuspenseListでお手軽CLS対策
  • 徹底解説! return promiseとreturn await promiseの違い

    先日、こちらのツイートを見かけました。 それに対して筆者は以下のツイートをしたところ、いくつかの反応が寄せられました。 コード部分を再掲します。 async function foo1() { return await Promise.resolve(); } async function foo2() { return Promise.resolve(); } async function wait() { await null; } // pika // chu // と表示される foo1().then(() => console.log("pika")); wait().then(() => console.log("chu")); // chu // pika // と表示される foo2().then(() => console.log("pika")); wait().the

    徹底解説! return promiseとreturn await promiseの違い
  • 次の時代のCSS in JSはWeb Componentsを従える

    CSS in JSはJavaScriptのコード中にCSSを書くプログラミング手法で、styled-componentsなどがメジャーどころです。現代的な開発では、ReactVueといったフロントエンド用のViewライブラリを使う際にCSS in JSのお世話になることがよくあります。 この記事では、次の時代のCSS in JSはWeb Componentsベースのものになるのではないかという話をします。 Web Componentsの復習 Web ComponentsはいくつかのWeb標準の総称であり、特に重要なのはCustom ElementsやShadow DOMです。いずれも、V1と呼ばれる仕様は全てのモダンブラウザでサポートされています(Safariが一歩遅れていて少し心配ですが)。 https://caniuse.com/custom-elementsv1 https://c

    次の時代のCSS in JSはWeb Componentsを従える
  • React17におけるuseEffectの破壊的変更を理解する

    しばらく前、React 17 RCが発表されました。現行のReact 16に比べて、いくつかの破壊的変更がある一方、新機能が何もないというのが特徴です。Reactチームとしては、新機能が無いとはいえ、破壊的変更も少なくなっておりなるべく16から17へのアップデートを行なってほしいという考えのようです。 この記事では、React 17における破壊的変更のうち、useEffectのクリーンアップのタイミングに関する変更を取り上げます(以下は公式サイトから引用)。 In React 17, the effect cleanup function also runs asynchronously — for example, if the component is unmounting, the cleanup will run after the screen has been updated.

    React17におけるuseEffectの破壊的変更を理解する
  • 1