Jリーグは15日、第8回理事会を行い、来季からユニフォームにプリントする選手背番号・選手名のフォントを全クラブで統一することを決議した。プレミアリーグやラ・リーガなど欧州各国リーグではすでに導入されているが、国内では初の試み。理事会終了後、村井満チェアマンらが経緯を説明した。 村井チェアマンによると、このプロジェクトが動き始めたのは約2年前。2017年にDAZNで公式戦が配信されるようになって以降、テレビだけでなく比較的小画面のスマートフォン・タブレットの視聴者が大幅に拡大するという「サッカーの環境変化が起きてきた」のがきっかけだという。 問題は小画面で見る際の「視認性」にあった。村井チェアマンは「サッカーが好きになる、もしくはクラブが好きになる。その前にはどなたか選手のファンになる。またその前にはあの良いプレーをした選手は何番?誰だっけ?と個人を認識するところからサッカーの裾野が広がって