レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日のテーマはもっとも贅沢な映画鑑賞した経験は? です。 私にとって、贅沢な映画鑑賞とはオーケストラを横に置いて、映画音楽を奏でながら映画を鑑賞出来ることです。映画好きな皆さんもそうではありませんか? それはもう素晴らしい体験です。最近、「スターウォーズ」で体験された方も多いと思いますが、私の場合はもう少しマイナーな作品ですが、二回体験しています。 一つは、1982年フランシス・フォード・コッポラが「地獄の黙示録」の成功の余勢をかって、あのアベル・ガンス監督「ナポレオン」を限定公開という形で東京、大阪、名古屋で公開されました。それは素晴らしい体験でした。音楽はコッポラの父、カーミン・コッポラが担当していました。 この映画は、幼年学校時代のナポレオンから始まります。十歳前後のナポレオンが雪合戦で機知に飛んだ作戦を用いて相手側を叩きのめします。