『天才! 成功する人々の法則』の著者であるマルコム・グラッドウェルは、「優れた経営者やイノベーターは議論好きで傍から見ると感じの悪い人物が多い」と語ったそうです。その上で、「革新を生む環境をつくり出すためには、みんなが『嫌な奴』になることを許容することが大事だ」とも。読み返していた「クーリエ・ジャポン 5月号」の記事からの引用です。 その記事の冒頭には「反対意見が活発な緊張感のある会議は、より良い発想を生み、問題解決能力を高めるという研究結果がある」とも書かれていました。 確かに強い会社、強いチームほど、ただの批判やネガティブな発言ではなく、生産性の高めるための反対意見が活発に飛び交ったりしています。言いたいことはハッキリと言う。その発言者たちは一見、感じの悪い人が多い…かもしれません。 つまり、強い組織をつくるためには、「反対意見がしっかりと言える、“一見”嫌な奴」が必要だということ。ア