バンド休止に伴うソロ活動を始めて5枚目のEPとなりました。 今回のタイトルは「国亜紀」。 前作「正午の実験室」は、「実験」の名の通り音楽制作のアプローチ自体にコンセプトがありましたが、この「国亜紀」というネーミングには特に内容との直接的な繋がりはありません。 とある日にテレビで「白亜紀」の字面を目にした時に、邦秋とかけて「国亜紀」という言葉が思いついただけ。 しかし、前作の意識的な実験を経て、今一度自然体で作詞作曲をした本作は、結果として、今までで1番自分の好きな音楽性を詰め込めた自信作になりましたので、その点で自身の名前(の響き)を冠したタイトルになったのは功を奏したと感じています。 1. 夢紫 ゆめむらさき、と読みます。 これは、私自身が接した身近なものとの別れに際し書いた楽曲。 やり場のない悲しみをどこにぶつけるでもなく、ただただ柔らかくて優しい何かに身も心も委ねたかった心情を表しま
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