大臣) 先ほど、臨時閣議が開かれまして、平成22年度の政府予算案が決定されました。我が省関係の概略について御報告を申し上げたいと思います。なお、詳細な部分については、この後、副大臣から御説明をいたしますので、大くくりな話だけ私の方からさせていただきます。 新政権は言うまでもなく「コンクリートから人へ」という理念の下に、前政権における税金の使い道を徹底的に検証して、予算の中身を変えると同時に予算配分構造を抜本的に作り直す、変革をするということで予算編成を行いました。予算の配分構造という面でいいますと、一般歳出予算に占める文部科学省予算の割合は、本年度の10.2パーセントから10.5パーセントへ増えるということと同時に、例えば国土交通省予算は12.5パーセントから10.5パーセントへ、あるいは農水省予算は4.5パーセントから4.3パーセントへという、いわゆる省庁の配分は今まで変わらないというこ