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  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 役にたつものは必要で、役に立たないものは不必要!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 昨日は、大学院合宿を終え、岡和夫先生(数学)の最終講義に向かいました。岡先生は、僕が所属する「大学総合教育研究センター」のセンター長です。数学者として数多くの業績を残しつつ(元・日数学会の理事長)、東大教育企画に長く尽力なさった方です。今年、東京大学を退職なさいます。 岡先生の最終講義での話は、非常に示唆に富むものでした。いつものように、最終講義でも、笑いを飛ばしておりました。 お話の中でもっとも印象に残ったのは、「役に立つものは必要で、役に立たないものは必要ない」という価値観を子どものうちからもってしまうのは少し危険ではないか、という問題提起でした。 ▼ たとえば、子どもは、こう問いかけて、大人を困らせ

    kodaif
    kodaif 2010/03/14
    "つまり、「役に立つ人」は必要で、「役に立たない人」なんて必要がない、という風にならないのだろうか、ということでした。「役に立つ人には自分はかかわるけれど、そうでない人は、知ったことじゃない」。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: ワークショップとは言わないワークショップ

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 今、「働く大人とワークショップ」というの原稿を書いています。 最初は「企業人材育成とワークショップ」というタイトルだったような気もしますが、だんだん「働く大人とワークショップ」の内容が増えてきて、どっちにしたらいいか、悩んでおります。 このままだと「企業人材育成と働く大人とワークショップ」になっちゃうよね、、、ちょっと、オクサン、どーすんの(笑)。 僕ね、決められないんだよね、そういうの。思わず「まーまーまー、ここは、みんなで、ひとつ仲良く」なんて言っちゃいそうになる。 でも、「と」が三回続くのは、「意味不明子ちゃん」だよねー。一瞬、「部屋とYシャツとわたし」みたいで、レトロでいいかな、とも思ったのですが(笑)。

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    kodaif 2010/02/11
    "たくさんあるということです。つまりですね、「ワークショップとは銘打っていないものの、やっていることと結果を見ると、ワークショップっぽく機能してしまっている場」がたくさんあるのですね。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 支援すること考:支援することの難しさ

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 最近、故あって、「支援」ということを考えさせられます。なんてことはない、今、書いている原稿の一部で、「支援」がでてくるからですね(笑)。「意味深」なことなんて、僕にはないのよ。単にそれだけ。原稿書いてるから、考えざるをえないだけです。 いやー、支援ね・・・。 つくづく思うのは、「支援することって、難しいよなー」ということですね。いやー、原稿を書きながら、僕は、しみじみと思ってしまうんですね。いやー、難しい。 ▼ 小橋(2000)によると、「支援」とは下記のように定義されます。 「支援とは、何らかの意図をもった他者の行為に対する働きかけであり、その意図を理解しつつ、行為の質を維持・改善する一連のアクションのことをいい

    kodaif
    kodaif 2010/02/05
    "「他者が有する何らかの意図」を「把握」する必要があるということです。でも、これ、サラッと言いますが、とても難しいことだと思いませんか。だって、他者が「自分の意図」を把握していない場合だってありうる"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 論文が読まれなくなっている!?・・・研究のカプセル化

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先日、某所にて、人文社会科学から自然科学まで、いろいろな学問分野の先生たちが集まる機会があった。「僕以外」は、その領域で素晴らしい成果をあげている研究者の方ばかりで、第一線を走っておられる方ばかりだった。 会合の休み時間、ランチべながら、ふとしたことから、みんなの話題になったことが、これである。 「最近、論文がだんだんと読まれなくなってきているよね。」 誰かがふともらした、この一言に、異領域の先生方が、皆、一様に「うんうん、そうだよなー」とうなづいたのは、とてもびっくりした。ひとつの領域に固有に存在する問題ではなくて、みんなの問題なのかもしれないな、と直感的に感じた。 ▼ 繰り返して言うが、彼らはそれぞれの分野

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    kodaif 2010/01/30
    "これである。「最近、論文がだんだんと読まれなくなってきているよね。」誰かがふともらした、この一言に、異領域の先生方が、皆、一様に「うんうん、そうだよなー」とうなづいたのは、とてもびっくりした。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 合コンで名刺をだしたときの一言

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「うちの会社には2種類の人種がいると思っています。"合コンで名刺をだしたときに女の子からいわれる一言"で、その2種類の人種を区別できますよ・・・」 ・ ・ ・ ある研究のインタビュー調査で、先日、耳にした若手の言葉です。 若手のビジネスパーソンを対象にしたインタビュー調査は、ずいぶん前にもやったことがあります。35歳くらいまでの若手の方々に「自分の職場」、あるいは自分の「仕事を通じての成長」についてインタビューをさせていただいているのです。僕の腹づもりでは、3月までに、30名ほどの方にインタビューをさせていただきたいと考えています。 ▼ インタビューをしていると、思わず「若手のリアルな音」が漏れてくることがありま

    kodaif
    kodaif 2010/01/28
    "あと20年もあるハズのに、"自分だけはまだ逃げ切れる"と思っている。もっと上の世代はいいんです、、、逃げ切れますから。でも、自分とちょっと上の世代は、この時代の変化を逃げ切ることはできないんです。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 三島亜紀子著「社会福祉学の科学性:ソーシャルワーカーは専門職か」を読んだ!

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 三島亜紀子著「社会福祉学の科学性:ソーシャルワーカーは専門職か」(剄草書房)を読んだ。 専門職を支えるためには、科学的で網羅的な知識体系が必要だと言われている。たとえば、医者・弁護士などの専門職では、それが確立している。 ソーシャルワーカーにおいても、それを確立しようとする動きがかつてあった。書は、ソーシャルワーカーが専門職として自律しようとするプロセスを歴史的に読み解こうとする。ミシェル・フーコーのアルケオロジーを社会福祉の領域に重ね合わせようとしているようにも読める。個人的には「専門職とは何か」について考えるための良著だと感じた。 ▼ ソーシャルワーカーの専門職樹立は、当初、「医学」をモデルとしながら、「知識

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    kodaif 2010/01/21
    "「片手に物語、片手に科学をもった専門家」科学「だけ」を抱える、物語だけを紡ぐ「だけ」なら、矛盾や葛藤を引き受けなくてもよかったのに。しかし、もう、元いた場所には戻れない。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: クリス・アンダーソン著「フリー」を読んだ!:出版は今後どうなるのか?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 話題の書籍、WIRED編集長クリス・アンダーソンが著した「FREE」を読んだ。クリス・アンダーソンは5年ほど前、「ロングテール」というコンセプトを世に送り出したジャーナリスト。今度は「フリー」あるいは「フリーミアム」というコンセプトをひっさげての凱旋である。 このではフリーの歴史から、最新のITビジネスモデルまで様々なことが述べられている。その主張は多岐にわたるが、枝葉を落とし、おおざっぱに、かつ大胆に、僕の言葉でまとめると下記のようになる。 --- 1.ITテクノロジー(サーバの能力、ストレージの容量など)の限界費用は、限りなくゼロに近づいている 2.1を背景にして、デジタルのものは、たとえばデジタルコンテンツ

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    kodaif 2010/01/18
    "争っている、のである。しかし、この戦い、非常に厳しい戦いである。既存のビジネス、既存の関係を維持しつつ、つまりはリアル書籍を出していたころの関係を維持しながら、新しいモデルを模索しなければならない。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 中原ゼミの特徴!?

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    kodaif 2009/12/25
    "参考になるかどうかは本人が決めればいい。参考になったら、心の底からありがとう。参考にならなくても、丁寧にありがとう、といえる研究者になってほしいと思います。研究室がそういう場であってほしいと思います"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 部下を育てること、大きな仕事をなすこと、働きがいをもつこと

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 Learning barの次の日、朝8時30分から、東大の僕の研究室で、神戸大学の金井先生と雑誌の対談を行いました。テーマは「部下を育てる上司をつくる」です。 対談で僕はあまり要領を得た発言ができなかったような気もしますが、あとから考えてみると、結局、自分の言いたかったことは、こういうことなんだな、と思いました。 ▼ 要するに、 「人を巻き込んで大きな仕事をなすこと」と「上司が自分自身に成長の実感を感じること」と「職場のメンバーに変化が生まれること」と「部下が成長すること」は結局のところ、「分けて考えること」はできない。 ということです。 だから、 「あなたが働きがいをもって仕事をし、成果を残すために、自分がやり抜

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    kodaif 2009/12/22
    "「人を巻き込んで大きな仕事をなすこと」と「上司が自分自身に成長の実感を感じること」と「職場のメンバーに変化が生まれること」と「部下が成長すること」は結局のところ、「分けて考えること」はできない。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「持ち歩きのPC」は、もう、いらない!? : 鉄道整備株式会社の「仕事現場」を訪問!

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    kodaif 2009/12/22
    "「アーリーアダプター」でもない人間です。しかし、そういう人間でも、ローカルのコンピューティング環境をネットワークに移行しているのです。この後、PCやITをめぐる状況は、どうなっていくのでしょうか。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: ラーニングイノベーション論:2009年を振り返る

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    kodaif 2009/12/22
    "大変なこともあるけれど、この「つながり」を大切にしよう、と。そして、僕は、やっぱり「学習者」とともにあることで、生き甲斐や働きがいを感じる人間なのだ、と。結局、「学ぶ人」が好きなんだと思います。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 組織が「主語」になる言葉

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先日、Learning barで金井壽宏先生がおっしゃっていた言葉で、非常に印象的なものがあった。 それは、 「組織が主語になる言葉は、怪しい」 ということである。 組織が主語になる言葉といえば、組織変革、組織社会化、組織学習・・・枚挙にいとまがないほど思いつく。 私たちも、日々、「組織が変わる」「組織が一体感をもつ」という風に「組織を主語」にして、ものを語ることが多い。 しかし、よくよく考えてみれば、「組織」は「組織」として主体性をもっているわけではない。存在するのは「個人」、そのひとである。 ミクロに見ていけば、変わるのは「組織」なのではなく、「個人」である。学習する主体はもちろん「個人」であって、「組織」など

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    kodaif 2009/12/15
    "あまりパフォーマンスに影響を与えていない、と見える施策であっても、個人レベルにおいては大きな変動を与えていることもある。正しくいうと、影響を受けている人もいるし、いない人もいる、というのが実際である"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: むずかしいことを やさしく

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 昨日読んでいたで見つけました。作家の井上ひさしさんの言葉だそうです。久しぶりにうなってしまいました。まさに我が意を得たり。 むずかしいことを やさしく やさしいことを ふかく ふかいことを ゆかいに ゆかいなことを まじめに書くこと (井上ひさし) 自戒を込めていいますが、学者・専門家というのは、とかく「むずかしいことを より難しく」書いたりしゃべったりしがちですね。己の権威を維持するために。 僕は、こういう「書き手」になりたいと願います。 --- 追伸. 昨日の日経夕刊に、中沢孝夫先生の「リフレクティブマネジャー」に書評が掲載されました。非常に嬉しいことです。 日経夕刊 書評欄 http://www.nakah

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    kodaif 2009/11/27
    "自戒を込めていいますが、学者・専門家というのは、とかく「むずかしいことを より難しく」書いたりしゃべったりしがちですね。己の権威を維持するために。 僕は、こういう「書き手」になりたいと願います。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: リフレクションを促すための手法と道具

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 リフレクションを促すための様々な「手法」「道具」を体系化・整理する必要があるな、と感じている。 この問題に関しては、これまで、多くの先行研究によって、様々な手法や道具立てが提唱されてきた。それらを今一度整理して、理論的に考察するべきときが来ているような気がする。 様々な定義があるので一概にはいえないけれど、リフレクションとは「経験によって起こった出来事を内的に吟味・探求・意味づけすること」である。 リフレクションは、その結果、個人の認知的枠組みを変容させたり、行動を変容させる契機になるとして、近年、特に注目されている。 しかし、このリフレクション、実は「クセモノ」である。 「リフレクションしていること自体」は、第三

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    kodaif 2009/11/26
    "なかなか、他者に伝わらないし、共有できない、という特徴をもつ。 人によっては、「昨日の晩ご飯はなんだったかな」「今日の電車でであったあの娘はかわいいな」と考えることが、リフレクションになりかねない。"
  • 自分のコスモロジーをつくる - NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 自分のコスモロジーをつくりなさい ちょっと前のことになるが、ある先輩研究者に言われた一言である。「そろそろ、次の発達課題が君にはある。それはコスモロジーをつくることだ」、と。 ここでいう、コスモロジー(cosmology)とは、いわゆる「宇宙論」のことではなく、「世の中の万物を見る視座の集合」のことである。 人間観、組織観、政治観、世界観といった、様々な複数の「観」が、個人の内面において一貫して整合的である動態を「コスモロジーをつくる」という表現しているのだと理解している。 その先生は、僕に、自分自身のコスモロジーを構築する努力を忘れるな、というアドバイスをくださった。それを構築していれば、どんなに多様な実践や研究

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    kodaif 2009/11/23
    "換言するならば、僕を含めた私たち自身が「人間をどのような存在として見なすのか」という問題は、私たちの認知、私たちの行動、あなたが世界にたいして及ぼすもの、すべてに影響を与えてしまうものである。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: オーディエンスの終焉、パティシパントの誕生 : 聞く、考える、つぶやく、つながる時代

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「何を、今更ジロー」とおっしゃる方が多いかと思いますが(古い・・・死語)、Twitter(ツイッター)というコミュニケーションツールが、少なくとも僕のまわりでは、使う人が増えてきました。 Twitter(ツイッター)とは、僕のイメージをいうと、「チャットのようなブログ」です。140文字という制限された文字数の中で自分の「つぶやき」を書き、それに多くの人々がコメントをしてくるイメージです。 マーケティングの分野では、新たなマーケティングツールとしても認知されていて、鼻息の荒いビジネスマンたちが、フンフンいって、それに注目しております。「Twitter マーケティング」などでぐぐってみてください。様々な試み、サイトがで

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    kodaif 2009/11/14
    "「聞いて、聞いて、聞いて、帰る」時代は終わったのです。 「聞いて、考える、対話して、気づく時代」の到来です。あるいは 「聞いて、考えて、つぶやいて、つながる時代」がやってきています。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「他人の仕事術」とは何か?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 雑誌「BRUTUS」の特集「真似のできない仕事術」を興味深く読みました。 BRUTUS http://magazineworld.jp/brutus/674/ この特集で、仕事術を紹介くれている方の中には、ぜひ、一度お逢いしたいと思っている方々もおりました。「なるほど、この人の仕事の魅力の背後には、こんな仕事術があったのか、ふむふむ」と、勝手に一人で妄想をふくらませておりました。なかなか愉しい時間でした。 ▼ 一方、この特集を通して「他人の仕事術を読むとはどういうことか」をとても考えさせられました。 通常は「他人の仕事術」は「コピーするもの」「模倣するもの」と考えられていますね。「あの仕事をなしとげた有名な○○さん

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    kodaif 2009/11/11
    "その人の仕事の中で、最もプライオリティを求められるのは何か。そうした、その人の「仕事のコンテキスト」のなかで、それにフィットとした原則として「仕事術」とは生み出されたものである、ということです。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: Ba design Magazine!

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    kodaif 2009/11/09
    "それにしても、、、返す返す思うのは、「インタビューを受けること」とは、内省を迫られます。自分のやってきたことを、振り返る意味で、非常によい機会でした。感謝。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「教育」と「学習」 - あなたの研究・実践は「誰」に届くのか?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「教育」と「学習」とは、近い言葉だと思われているので、ふだん、その違いがあんまり意識されることはありません。 しかし、その違いは、結構明白です。 いろいろな定義があるでしょうが、「教育とは、第三者が、意図的に他者の学習を組織化すること」です。これは教育学者の広田先生の定義です。 最近の学習環境論やアーキテクチャー論に引き寄せて定義づけを変更するならば、「教育とは、意図的に、学習者が気づかぬように、彼の学習を統御する環境・アーキテクチャをつくること」という風にいえるのかもしれません。 いずれにせよ、どのように定義を行おうとも、教育の言説からは「第三者のもつ意図」「第三者から他者への働きかけ」は消えません。教育とは、他

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    kodaif 2009/11/06
    "どちらかの立ち位置に完全に立つことは不可能です。人によっては、「教育は不要なもので、学習が望ましいもの」という主張をなさる方がいるかもしれません。しかし、僕は、そういう単純な議論には与しません。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: プレゼンやファシリテーションをどうやって学んだのか?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「プレゼンやパネラーとして必要なファシリテーションの力量を、中原さんは、どこで学んだのですか?」 先日、ある学生さんから、こんな質問を受けました。 うーん、、、いい質問ですね・・・言われてみれば、どこかなぁ。今まで、あまり、考えたことがありませんでした。 確かに最近は、研究者といえど、人前でお話しする機会がどんどんと増えています。分析能力、文章能力などのいわゆる研究能力に加えて、研究をいかにアカウントするのか、伝えるのかということが、社会から求めはじめられているように感じます。 ▼ さて、小生自身のプレゼン能力ですが、まだまだ修行中でありますし、改善の余地はたくさんあります。また僕のプロセスが他の人にあてはまるかど

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    kodaif 2009/11/05
    "撮影してもらったこともあります。やったことのある方は、わかるかと思いますが、自分のプレゼンの様子ほど後からふりかえって、「ばつの悪い」ものはありません。はっきり言って、それは鑑賞に堪えません。"