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ブックマーク / miyakichi.hatenadiary.jp (24)

  • 「私のことは何とでも呼びなさい、でも私の友人の悪口を言ったら……」レディー・ガガ、ホモフォビックなファンと渡り合う - みやきち日記

    Lady Gaga tackles homophobic fan - from Pink News - all the latest gay news from the gay community - Pink News レディー・ガガがオタワのクラブでの仕事中、ホモフォビックなファンに立ち向かったというニュース。 伝えられるところでは、レディー・ガガが友人たちと踊っているところに1人の男性が近づき、レディー・ガガとその友人のアダム・ランバートに対してホモフォビックな罵倒を浴びせたとのこと。 『ナショナル・エンクワイアラー』によると、その男はアダム・ランバートに軽蔑的な言葉を投げかけ、レディー・ガガに対してはお前は男だと言って非難したんだそうです。で、レディー・ガガはこう言い返したんだとか。 「ふうん、それがあなたの意見なのね? それを変えようとして時間を無駄にしたくはないわ」 “Well

    「私のことは何とでも呼びなさい、でも私の友人の悪口を言ったら……」レディー・ガガ、ホモフォビックなファンと渡り合う - みやきち日記
  • 「許すこと」なんてくそくらえ - 「鏡の法則」について - みやきち日記

    鏡の法則(ハンカチを用意して読め!) 追跡「鏡の法則」 こいつらはカルト鴨 「鏡の法則」を読んで、どうにもうさんくさい話だと思っていたところ、やっぱりカルトではないかという指摘が出てますね。 さて、では、カルトではない宗教では、「許すこと」をどのようにとらえているのでしょうか。下のエントリで取り上げた『リンダの祈り - 性虐待のトラウマからあなたを救うために』(リンダ・ハリディ=サムナー、集英社)に、ちょうどいいエピソードが出ていたので紹介しておきます。 このの著者リンダ・ハリディ=サムナーは父親による性虐待の被害者で、「加害者を許して忘れなさい」とか、「お父さんを許さなければ癒されない」というようなアドバイスに納得がいかず、苦しんだと書いています(p117-118)。ちなみにリンダの父親はリンダを「虐待し、許してほしいとせがみ、二度としないとも言ったが、また虐待を繰りかえした」(p11

    「許すこと」なんてくそくらえ - 「鏡の法則」について - みやきち日記
    koisuru_otouto
    koisuru_otouto 2010/01/07
    "「自分が誰かを許せば救われる=許さなければ救われない」という文脈で人をマインドコントロールしようとするのは、不安と褒賞で人をひきずりこむカルトのやること"
  • みやきち日記 - 「百合最高! 男女関係はキモイ!」って極論は、一種の防御反応だと思う

    一部の狂信的な百合好きヘテロさんが「百合関係こそ至高! 男女関係はキモイ!」みたいな極論に走るのって、結局は自分の中のヘテヘテな価値観を動かしたくないだけなんじゃないでしょうか。異文化が全て良く見え、自分の文化が全て悪く見えるというのは、うまく異文化受容ができてない段階で起こりがちなことですからね。要するに、鹿鳴館時代の明治人が必死で洋装してダンスパーチーに興じながら「嗚呼、わたくしは如何して西洋人に生まれて来なかつたのだらう」と嘆息してるようなもんなんじゃないでしょうか、あれは。 んで、鹿鳴館で一生懸命パーチーしていた人たちが別に自分の内部の日人性を全否定していたのではないように、狂信的な百合好きヘテロ男子さんとかも、別に己のヘテロセクシュアリティーや男性性を全否定してるわけではない*1んじゃないかな、という気がしますね。むしろその逆で、そのような自文化を別の価値観の枠組みから見直すこ

    みやきち日記 - 「百合最高! 男女関係はキモイ!」って極論は、一種の防御反応だと思う
    koisuru_otouto
    koisuru_otouto 2009/10/05
    自分の意に従う奴は(自分の価値観で)優遇してやるが、従わない奴は徹底的に排除してやる、みたいな感覚だと思うとしっくり来る。ツンデレが流行ったのは←こういう面もあるんだろうな
  • フランス製「ホモ狩り」ゲーム、ゲイ・コミュニティの激怒を呼ぶ - みやきち日記

    Hunting the homo – the game infuriating gay rights activists | The Observers グルジアのサーバに置かれている「ホモ狩り」ゲームがゲイ・コミュニティの激怒を呼んでいるというニュース。ゲームの内容は、「レイプされる前に裸のゲイたちを撃て」というもので、製作したのはフランス人。フランスでは禁止になったこのWebゲームですが、グルジアでは禁止されておらず、公開されたままだとのこと。 問題のゲームゲーム名は"Watch out behind you, hunter"、訳すと『後ろに気をつけろ、ハンター』)はこちらでプレイすることができます。ちょっとやってみればわかるけど、撃たれると血を流して死ぬんですよ裸のゲイが。一定人数を撃ち殺してステージクリアすると、画面には「おめでとう! あなたはレベル○に到達しました。ボーナス○○

    フランス製「ホモ狩り」ゲーム、ゲイ・コミュニティの激怒を呼ぶ - みやきち日記
    koisuru_otouto
    koisuru_otouto 2009/07/19
    "そうやって人の自由を攻撃しておいて、いざ批判されたら「ボクの言論の自由を侵害するな」って、何その非対称性。もう一度言うけど、ふざけんじゃないわよ!"|"異性愛者狩り"では対抗言論にすらならないだろうな
  • 同性愛嫌悪や同性愛者へのヘイトクライムの実例が否認・反発されてしまうのは、「正常化の偏見」「認知的不協和」のせいなんじゃないだろうか - みやきち日記

    1. 同性愛嫌悪やヘイトクライムへの否認・反発 この日記に「LGBTニュース」というカテゴリを作って以来実感しているのが、どれだけ「このようなホモフォビックな事件がありました」「こんなヘイトクライムがありました」という実例を挙げても、 「たいしたことない」 「日は大丈夫」 「大げさに騒ぎすぎ」 「そんなのは特殊な例、一般化するな」 という反応が(時には怒りさえともなって)返ってくる、ということです。何故なんだろう、と常々考えていたのですが、これは、防災研究家の片田敏孝群馬大学教授の言われる「正常化の偏見」「認知的不協和」という概念で説明がつくような気がします。 2. 「正常化の偏見」とは 以下、片田敏孝教授の講演内容がまとめられている「自分だけは大丈夫」,セキュリティ対策を妨げる「正常化の偏見」:ITproより引用。 「自分にとって都合の悪い情報を無視したり,過小評価してしまう人の特性」

    同性愛嫌悪や同性愛者へのヘイトクライムの実例が否認・反発されてしまうのは、「正常化の偏見」「認知的不協和」のせいなんじゃないだろうか - みやきち日記
    koisuru_otouto
    koisuru_otouto 2009/06/12
    "否認や反発のステージにいる人を説得したかったら強烈な事例を挙げて「これが事実です」と示しても相手は思考停止に陥るだけで効果なし""それよりも「なぜ危ないのか,どのように回避すればよいのかを理解してもらう
  • 南アフリカではレズビアンが「矯正のための」レイプを恐れる - みやきち日記

    ※性暴力に関する話題を含みます。フラッシュバック注意。 South Africa's Gay Community: Lesbians Victims of 'Corrective' Rape - ABC News 南アフリカ共和国で、「同性愛者を異性愛者に“矯正”するため」という名目のレイプがレズビアンを苦しめているというニュース。 アパルトヘイトへの反省から、現在の南アフリカの憲法は反差別色が非常に強く、サハラ以南のアフリカでは唯一、同性愛者への差別を禁ずる条項があります。ところが差別的でないのは表向きだけで、実際には強烈なホモフォビアが残っているとのこと。その証拠の最たるものが、「同性愛者を異性愛者に“矯正”する」という名目でのレイプ、すなわち、レズビアンだとカムアウトした女性を男性が性的に暴行するという行為の横行です。矯正どころか、実際にはこうして暴行された女性の多くは結局殺されるん

    南アフリカではレズビアンが「矯正のための」レイプを恐れる - みやきち日記
    koisuru_otouto
    koisuru_otouto 2009/06/02
    "この国の法体系では同性愛者をターゲットとした犯罪はヘイトクライムに分類されておらず、レズビアンに対する暴力が記録に残されないこともしばしばだからです"存在しない事にされている事の弊害でもあるのかな
  • 2007-04-08

    今月の初め頃から、うちの掲示板で、「腐女子のクィア性について」という話題が続いていました。ひとことでまとめると、「腐の世界の住人は『ヘテロセクシュアルでありながらクィア』でありうる可能性を持っているのではないか」という話です。 で、のだださん(id:nodadaさん)から、今日あたしが掲示板に書いた内容を『みやきち日記』に転載してほしいとリクエストをいただきましたので、その書き込みに至るまでの掲示板の流れを簡単にまとめて*1からコピペで転載したいと思います。 最初に大前提をいくつか書いておきます。 みやきちは801やBLについてたいして造詣が深くありません。同人誌をせいぜい平積みにして2メートル分ぐらい読んだことがあるだけという底の浅さなので、みやきちがこの分野について何か言ってもあまりあてにはなりません。 以下の文中で、「やおい・ヤオイ・801」「腐」/「ヤオラー」「腐女子」「やおい者・

    2007-04-08
  • モスクワのゲイ・プライド・マーチ「スラヴィック・プライド09」で起こったことまとめ(追記1件あり) - みやきち日記

    2009年5月16日(土)、モスクワで行われたゲイ・プライド・マーチ「スラヴィック・プライド09」が、アンチゲイと警官による暴力で幕を閉じました。これは、この一件に関して調べたことの個人的なまとめです。それぞれの情報には、脚注などでできるだけソースを示すようにしてあります。 1. 「スラヴィック・プライド09」って何? ロシアのモスクワ市におけるゲイ・プライド・マーチです。2006年の初回以来「モスクワ・プライド」という名前で行われていたものですが、今年はロシア人とベラルーシ人のアクティヴィストによる合同プロジェクトとなったため、「スラヴィック・プライド」という名前になっています*1。 2. 何が起こったの? 警察がプライド参加者に暴力をふるい、数十人(20〜40人と言われています)の活動家が逮捕されました。その場に居合わせただけの人も逮捕されました。また警察は、アンチゲイの群衆がプライド

    モスクワのゲイ・プライド・マーチ「スラヴィック・プライド09」で起こったことまとめ(追記1件あり) - みやきち日記
  • 10代レズビアンは同年代異性愛女性より妊娠のリスクが高いんだそうですよ - みやきち日記

    10代レズビアンは同年代異性愛女性より妊娠のリスク高い=カナダBC大学調査 - ゲイジャパンニュース Discrimination and Abuse Linked to Higher Rates of Pregnancy Among LGB Teens: UBC Study - UBC Public Affairs 調査に関わったひとりブリティッシュコロンビア大学看護学部のエリザベス・セーウィック准教授は「以前に比べれば10代の妊娠は減少傾向にあるが、性的指向により大きな差があり、憂慮しなければならない」と警鐘を鳴らしている。2003年の調査では、10代のレズビアンは、同じ10代の異性愛女性に比べて2.5倍も「1回以上妊娠したことのある割合」が高かった。調査によると、ゲイ・バイセクシュアル男性は同年代の異性愛男性に比べて、妊娠をさせた割合が約4倍高い。 レズビアンであるあたしはこの調査結

    10代レズビアンは同年代異性愛女性より妊娠のリスクが高いんだそうですよ - みやきち日記
    koisuru_otouto
    koisuru_otouto 2009/01/27
    実は後半の主張がうまく飲み込めなかった。|同性愛者のせいで少子化→同性愛者も望めば子ども作るよ、育てるよ!環境整えよう→同性愛カップルに育てられる子どもが可哀相→異性愛主義信仰者の妄想乙っていうのは同意
  • みやきち日記 - 「百合は/BLは/やおいはファンタジーなんだから、何したっていいだろ」というノンケの発想って「旅の恥はかき捨て」っていうのと同じだよな

    同性愛に対する偏見や誤解たっぷりの作品を好んで作ったり流通させたりしておいて、同性愛者から「それ迷惑だからやめて」と言われると、「ファンタジーなんだから何したっていいだろ」と開き直るノンケは多いと思います。で、思うんですが、これって、日人に多い「旅の恥はかき捨て」って感覚に非常に近いんじゃないでしょうか。つまりこういう人にとっては百合BLややおいは「旅先」すなわち非日常であって、だから何してもいいんだと信じきっているんじゃないかと思います。 でも、ある人にとっては「日常とは無縁な観光地」であるものが、地元住民にとっては「ごくあたりまえに一生暮らしていくふるさと」だったりするんですよね。「自分の日常生活とつながってない場所でなら、ふだんはしないような恥ずかしいことをしてもかまわない」というのが「旅の恥はかき捨て」ですが、その場所がまさに日常生活の場である人だっているわけです。人のふるさと

    みやきち日記 - 「百合は/BLは/やおいはファンタジーなんだから、何したっていいだろ」というノンケの発想って「旅の恥はかき捨て」っていうのと同じだよな
  • 小児性愛について - みやきち日記

    ※2008年12月23日、一部訂正。 ※性虐待に関する話題を含みます。フラッシュバック注意。 言うまでもないことだが、小児性愛者と小児性愛加害者は決してイコールではない。男性異性愛者と男性レイプ犯が置き換え不可能であるのと同じことだ。小児性愛者とは単なる性的嗜好の傾向を意味するに過ぎない。 (引用者中略) 性的衝動があるから危険だというのであれば、女性に対して男性異性愛者やレズビアンは危険であり、女性に対するレイプを予防するために、すべての男性異性愛者やレズビアンを監視し隔離しなければならないことになる。 男性が被害者となる性犯罪に焦点をあてれば、同じことを女性異性愛者に対しても行う必要がある。 この理屈は馬鹿らしいだろうか。 異性愛者であることが問題なのではなく性犯罪を犯すことが問題だというのであれば、それは小児性愛者に対してもまったく同じ図式があてはまる。 小児性愛者であることが問題な

    小児性愛について - みやきち日記
  • じゃあアンタが女に欲情するのも一切やめなよ増田 - みやきち日記

    http://anond.hatelabo.jp/20081202205809 ↑これについて、ちょこっと。 この増田はてな匿名ダイアリーの書き手、の意)はまったく気付いてないみたいだけど、異性愛者男性から性的対象と思われたら「ガチで嫌悪感を感じる」レズビアンやAセクシュアル女性というのも世の中にはいます*1。そして、ある女性が異性愛者か同性愛者か、はたまたAセクシュアルかなんて、外見からじゃ区別はつきません。この増田はたぶん男性だと思うけど、自分がムラムラするとき、対象となる女性のセクシュアリティをいちいち確認してから欲情してるんでしょうかね? だとしたらたいしたもんだと思うけど、実際には違うんでしょ? 「俺様は多数派だからいいんだ、少数派のお前が配慮しろ」というのは、こないだうちの日記のエントリ「常識なんてラララ」でも触れた「多数論証(ad populum)」という一種の詭弁。増田

    じゃあアンタが女に欲情するのも一切やめなよ増田 - みやきち日記
    koisuru_otouto
    koisuru_otouto 2008/12/04
    何回も読み返して考える。この町にはたくさんの"正しい"男性→女性の征服欲表現が表立って正当化されている。
  • 百合界にはびこる細木数子ズについて - みやきち日記

    『マーメイドライン』(金田一蓮十郎、一迅社)における細木数子型ホモフォビア 同性愛のほとんどは伝えてしまったらおしまいなのよ このお話(引用者注:「人魚姫」のこと)と一緒で“悲恋”になってしまうの ずっとそばにいたいのなら ずっと友達でいなくちゃいけないのよ (金田一蓮十郎. (2008). 『マーメイドライン』. 一迅社. p17.) やっぱり私は 同性愛の恋にまゆこの望むようなハッピーエンド(引用者注:『底抜けに明るくて読んでて幸せになる』ようなハッピーエンドのこと)はないと思う (金田一蓮十郎. (2008). 『マーメイドライン』. 一迅社. p101.) 『マーメイドライン』を読んで以来、これらの頭ごなしの決めつけのはた迷惑さは何かに似ていると思っていたのですが、ようやくわかりました。細木数子です。何も悪いことをしていない人に向かっていきなり「地獄に落ちるわよ!」と暴言をぶつける

    百合界にはびこる細木数子ズについて - みやきち日記
  • レズビアンは百合やレズビアンにたいして妄想を持たずつねにリアルの側に立つのか。(んなこたーねーよ) - みやきち日記

    女は女や少女にたいして妄想を持たずつねにリアルの側に立つのか。 以下は千野帽子氏の「文藝ガーリッシュ・お嬢さんの第二の箱」(中日新聞夕刊で連載中)からの引用です。「男はキタナイ・少女はキレイ」みたいな思い入れのもとに百合物を漁っている女性には、かなり耳が痛い内容なんじゃないかと思います。 男が女や少女にたいして幻想・妄想を持っているとはよく言われるところですし、厳然たる事実でもありますが、じゃあ女は女や少女にたいして妄想を持たずつねにリアルの側に立つのか。男がハードボイルド小説や池波正太郎やライトノベルで幻想の「男・少年」像を持つように、少女漫画的なもの(といってもいろいろあるけれど)を媒介とした女読者の「少女」像だって、「内なる自己像」という自己愛的な妄想です。(引用者中略)女性読者が自分の実体験を根拠に、川端康成ら男性作家の女人像を「所詮男のファンタジー」と一蹴するのは簡単です。けれ

    レズビアンは百合やレズビアンにたいして妄想を持たずつねにリアルの側に立つのか。(んなこたーねーよ) - みやきち日記
  • 「見下し型アイデンティティ」と逆ギレ - みやきち日記

    「見下し型アイデンティティ」と逆ギレ 同性愛者からホモフォビアを指摘されると「黙れ、変態のくせに!!」などとものすごい勢いで逆ギレする異性愛者*1、というのがいます。ヘテロなんて権力握りまくりなんたから、そんなに必死になって怒鳴らなくてもいいだろうに、と思うんだけど、そういう人ってなんかもう可哀想なほど一生懸命になってセクマイを見下そう見下そうとするんですよね。思うにそういう逆ギレヘテロさんたちって、見下していた相手(セクマイ)に論理的に言い負かされることで、「これまで見下してきたアイツらより俺の/私の方が下になってしまう!」「ランクが『下』になったら、自分がこれまでしてきたような一方的な蔑視を、今度は自分が受けることになってしまう!」という恐慌状態に陥っているんじゃないでしょうか。 つまり、そういう人は、ふだんから社会構造が 階層 構成員 上流市民 異性愛者(含む自分) 下層市民 同性愛

    「見下し型アイデンティティ」と逆ギレ - みやきち日記
  • みやきち日記-そのエスノセントリズムを捨てれば、マイノリティとマジョリティは共存できるんじゃないの?

    昨日に引き続き、「不真面目な元化学屋の戯言(現在法曹へ向けて学習中) - セクシュアリティ」に対する言及です。今回は、昨日書ききれなかった「性的少数者と異性愛者の間の摩擦や紛争に関して、『根的な解決などない』というのは正しいのか?」という点についてです。 寛容たれという平等主義と粋すぎた均一化は、結局の所思想の押しつけになり、マイノリティもマジョリティーも根的な解決から離れていって締まっている気がします。根的な解決とは、根的な解決など無いことを認めることだと思いますがいかがでしょう 単純な平等主義と均一化が問題を解決しないことには同意します*1が、そのふたつが問題を解決しないからと言って「根的な解決などない」という結論に飛びつくのは論理的でないと思います。 あたしは、セクシュアリティの差異による摩擦を解決する根的な方法は、マイノリティとマジョリティのそれぞれがエスノセントリズム

    みやきち日記-そのエスノセントリズムを捨てれば、マイノリティとマジョリティは共存できるんじゃないの?
  • 2007-04-25

    こないだUVカットのオーバーシャツを買おうと思って店先で選んでいたのですが、途中でうーむと考え込んで手が止まってしまいました。爽やかなサックスブルーのシャツがあって、「これにしよう!」と思ったものの、「でも青いの着てると、また勘違いしたオバサンに女子トイレで睨まれたり、『男子トイレはあっちですよねえええ』とか嫌味ったらしく言われるかも」と思ってしまったんですよ。 で、次の瞬間、自分の中で、 でも小僧体型*1なのにショートカットでパンツ(いわゆる『ズボン』の方のパンツね)ばっかり履いてる自分も悪い。 いや、自分は悪くない! だって体型は自分のせいじゃないし、髪の長さなんて自由だし、着てる服だって婦人物かせいぜいユニセックスだもん! スカートはいてない生物なら全部男に見えちゃうような欲求不満のクソババアの方が悪いんじゃねーか! ……というふたつの気持ちがバトルを始め、収拾がつかなくなってしまっ

    2007-04-25
  • 百合・BL・やおいのカップルにヘテロロマンス的な役割分担をさせないと気が済まない方々って何かに似ているとかねがね思っていたんですが - みやきち日記

    百合BL・やおいのカップルにヘテロロマンス的な役割分担(『男性的な側』と『女性的な側』とか、『一方的に愛撫・挿入する側』と『される側』みたいな)をさせないと気が済まない方々って何かに似ているとかねがね思っていたんですが、今日わかりました。「『米のごはんがなければ事じゃない』という理屈でスパゲッティやピザをおかずに米のメシをうおばあちゃん」です! いや、友人のとこのおばあちゃんが実際にそういう方だったんですけどね。カルボナーラだろうとプッタネスカだろうと「ごはんがなければごはんにならしまへん」と、絶対にごはんを添えて、いやむしろごはんをメインにして召し上がっていらしたそうで。 そんでですね、 「ごはん(米)がなければごはん(事)にならしまへん」 という発想と、 「ヘテロロマンス的な役割分担がなければカップルにならしまへん」 っていう発想は、「一部の文化圏の価値観を、圏外のものにまでそ

    百合・BL・やおいのカップルにヘテロロマンス的な役割分担をさせないと気が済まない方々って何かに似ているとかねがね思っていたんですが - みやきち日記
  • わたくしがレズビアンだと名乗るわけ - みやきち日記

    「とりあえず自分は女だと認識してて、付き合う相手も女がよくて、それはなんでかっていうと抱きしめたときのあの腕の中にすっぽりおさまっちゃう感じとかおっぱいとかおっぱいとかおっぱいとか声の高さとか、いちいちオレがオレがとエバらないところとかその他もろもろが好きだからなんだけど、いやでも男と付き合ったことがないわけじゃないんだけどね、男性からプロポーズされたこともあるよ、でも、でもね! 心が全然高揚しなかったんだよね、男が相手だと、女のコと付き合ってるときのあのわくわく感というかドキドキ感というか好きすぎて脳内麻薬物質がじゅうじゅう分泌されるあの頭パー状態に全然至らないんだよね、で、何これただの友達じゃん、ってゆーか恋じゃないじゃん、なんか違うと思ってそれからは女のコまっしぐらなんだよね。でもひょっとしたらこれから男性相手に雷に打たれるような出会いがあって、恋に陥ったりして、下手したら結婚出産な

    わたくしがレズビアンだと名乗るわけ - みやきち日記
  • 「公共(笑)」「破廉恥(笑)」「子どもに悪影響(笑)」「血税(笑)」「常識(笑)」 - みやきち日記

    (市民の声) 現在、アメリカ合衆国という大きな国において、一般に「黒人」と称される有色人種の男が次期大統領に選出されています。この黒人が行ったスピーチの動画まであり、しかも、そのような内容が一般国民向けのものであることには驚きを隠せません。彼に関する報道写真は新聞も雑誌ともに「黒人男性が笑っている・家族と写っている」などの構図であり、多くの白人が利用する公共のメディアに、このような破廉恥な画像を一般記事と同じ面に並べて大量に報道するとは、ハラスメント以外のなにものでもなく、子どもに対する影響を心配する親のことをまったく考えていないという他ありません。 また、限られた予算の中において、アメリカ合衆国としては他に優先すべき優秀な白人が他にもたくさんいます。「人種間の平等」ということもありますが、だからといって時の政権の象徴たるホワイトハウスにこのような黒人を置くこと、子どもに悪影響を与えかねな

    「公共(笑)」「破廉恥(笑)」「子どもに悪影響(笑)」「血税(笑)」「常識(笑)」 - みやきち日記
    koisuru_otouto
    koisuru_otouto 2008/11/16
    問題は論理によって排除が進んでいることではなく、排除のためになんちゃって論理がでっちあげられていくこと。本当に宗教問題なんだなと改めて感じました。