以前に共立エレショップで買ってみたATmega168汎用基板キットはAVRマイコン基板としてはスタンダードな作りなので、そのまま流用してArduinoとして動かしてみた。Arduinoはフィジカルコンピューティング用のマイコンボードで、物理的な現象に対して何らかの反応を行ったり、逆に物理的な現象を引き起こしたりする作品を、手軽に作成するために考え出されたものだ。ハードウェア的にはワンチップマイコンボードと同じなんだけど、複雑な処理を高速に行う事はあまり考えずに、人間相手の低速な入出力を主眼としている所が違って、言ってみればゆるい処理をお手軽に開発する為のシステムなわけだ(笑)。Cやアセンブラで開発すればマイコンの性能をフルに引き出すことができるけど、その為には開発する側にもそれに応じたスキルが必要になるわけで、インタラクティブなアート作品を作りたいだけの人にとっては敷居が高くなってしまうか