ドイツの中高生10万人デモ 「学校にお金かけて」2008年11月13日21時42分印刷ソーシャルブックマーク 【ベルリン=金井和之】ドイツのギムナジウム(日本の中高に相当)などに通う生徒らが12日、教育改革や設備の充実を訴えてデモを実施した。授業をボイコットするなどして集まった生徒は約30都市で10万人を超えた。警官隊と衝突した地域もあった。 ベルリンでは約1万人が午前中から市中心部に集結。プラカードを掲げながら行進し、学校設備の充実、教師の人員増、学校への補助増額を訴えた。一部の参加者がフンボルト大学になだれ込み、校舎の一部を占拠、展示物を破壊するなど混乱もあった。 友人35人や教師とデモに参加した、ベルリンのギムナジウムに通う男子生徒(14)は「学校にかけるお金が少なすぎる」と、充実した教育環境を求めた。16歳の生徒は「我々にも物言う機会があっていいはず」と話した。 ここ数年、財政の厳