「これまでにない映像配信を」 たどり着いたのがローカル5G こうした取り組みを進める中、PIST6において、事業部門から技術部門に新たなオーダーがあった。それは、「これまでにない臨場感のある映像をユーザーに届けたい」というハードルの高い内容だった。 開発本部インフラ室に所属する吉野純平氏は、事業部門からオーダーを受けた当時を次のように振り返る。 「今までの競技であまり実装されていないような映像を撮りたいとのことで、事業部門から『全ての自転車にカメラを付けて、映像をリアルタイムに配信したい』という相談が21年の4月にありました。しかも、サービス開始は10月で、準備期間が半年しかありませんでした」 同じく、開発本部インフラ室に所属する市野氏も「国際規格の『ケイリン』は、世界的な大会だと車載カメラを付けてレースをすることもありますが、撮影・放映されるのはあくまで選手の後方からの映像です。われわれ
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