2016/1/20読了。 僕はプログラマーではないし今後もプログラマーになるつもりもないが、JavaScriptって何ですか、なんて言うとご飯が食べられなくなるか、そうならなくても少なくとも馬鹿にはされる雲行きが見えてきたので、勉強に読んでみた。 題名通り、プログラミングの知識を持たない人が勉強を始めるときに最初に読むためのものとして、細やかな配慮のもとに書かれている本だった。「関数」の概念を「ジュース工場」に例えて説明するなど、たいへん分かりやすい書き方だった。 こういう込み入ったことを素人向けに説明しようとすると、やたらにカラフルなページにしたり、たくさんのフォントを使ったり、ゆるキャラみたいなイルカが出てきたり、安倍くんと麻生さんみたいな例えになってない例え話が出てきたり、往々にして子供だましの臭いを帯びがちなものだが、本書にそういう臭いはない。最終的な目的が読者に「理解させること」