2000年3月31日に4年間のサラリーマン生活をやめて、その後の14年間をそれなりに「自由に」生きてきていますが、曲がりなりにも何とか食べてこられたのは、「好きなこと」を仕事にしていないからだと、振り返ってみて実感しています。 「好きを仕事に」という考え方には次の2つの危うさがあります。 1.好きなことを仕事にすると嫌いになってしまうのではないか? 2.好きなことを仕事にするのは自己満足に過ぎないのではないか? どこまで行っても、仕事は自分のためにするものではなく、それを通して何らかの充足感を受け取るであろう相手のためにするもの、すなわち献身的な行為だと思うのです。 何をもって献身、すなわち身を捧げて尽くすのか。 もし仮に「好きなこと」だとしたら、それはもはや仕事とは呼べないのではないかと感じます。 なぜなら、僕は仕事とは別にある「好きなこと」をするために仕事をしているからです。 では何を
『道は開ける』の中に以下のような問いかけがあります。 過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。今日一日の区切りで生きよう。 あなた自身で、次の5つの問いに答えてみていただきたい。 私は、未来に不安を感じたり、「水平線のかなたにある魔法のバラ園」に憧れたりして、ともすると現在の生活から逃避していないだろうか? 私は、過去の出来事──すでに決着のついたことがら──を後悔するあまり、現在をも傷つけていないだろうか? 朝起きる時に「今日をつかまえよう」──この24時間を最大限に活用しよう──と心に誓っているだろうか? 「今日一日の区切りで生きる」ことによって、人生をもっと豊かにできるだろうか? 以上のことをいつから始めるべきか? 来週から?……明日から?……それとも今日からか? こういう問いに向き合うと、今日という一日を大切にしなくては! と気合いが入ります。 でも、一日という単位は気合いを入れ続けるには長す
「タスクシュート式」という方式でタスク管理を実施しています。 この方式は1998年8月からずっと続けているものですが、「タスクシュート式」という命名は佐々木正悟さんによるものです。 「タスクシュート式」とは、TaskChuteに盛り込まれている設計思想に基づいたタスク管理方式のことです。「タスクシュート式」を実践するためには、必ずしもTaskChuteを使う必要はありません。Toodledoでもよいわけです。 TaskChuteを使わなくても「タスクシュート式」を実践することはできますが、最低限度守らなければ「タスクシュート式」にはならないといういくつかの基本原則があります。それは以下の7つの原則です。 タスク処理のログをとること タスクに時間の見積もりを設定し、タスクが終わったら何時になるかを先読みしていること タスクを「1日ごと」に処理しきってしまうこと タスクを処理する順番を先に決め
スピードハック研究会やタスクカフェによく寄せられる質問に「なかなか作業時間の見積もりができない」があります。 これは悩ましい問題ですが、解決できない問題ではありません。 まず、見積もりとは文字どおり積み上げていくものであり、予想して的中させるものではありません。 何もないところからいきなり正確な見積もり時間を弾き出すのは、不可能ではないかもしれませんが、限りなく「山勘」に近いといえるでしょう。 ではどうすればいいか。 それは、過去の記録を参照することです。前回15分かかったのなら、今回もおそらく15分はかかるでしょう。作業に習熟していれば、12分で終わるかもしれませんが、いきなり1分に縮まることはないでしょう。 つまり、前回の記録が残っていれば、それを参考に今回の見積もりを決めることができるというわけです。 前回だけでなく、前々回、前々々回の記録をさかのぼることができれば見積もりの精度はお
先日のタスクカフェでも質問が出てお答えしたことですが、「やりたいこと」を次々とプロジェクトにしても、プロジェクトがたくさんできあがるだけで、すべてが順調にいくということはありません。 もちろん、そもそも「やりたい」ということでプロジェクトにした(=2日以上かかる課題と認識し、覚悟を決めて取り組む決意をする)わけですから、いくつかのプロジェクトはうまくいくでしょう。 たとえば、「体重を減らしたい」ということでダイエットプロジェクトを発足させ(自分の中で)、そのためのネクストアクションとして「体重計を買う」とか「食事のメニューを見直す」といったタスク(=すぐに取りかかることができるアクション)を設定し、粛々のそれらのタスクに取りかかれば、途中でイヤにならない限りはこのプロジェクトは成功するはずです。 問題は途中でイヤになることです。あるいはイヤになるところまでいかなくても、「このプロジェクトよ
簡単なチャットプログラムは、ネットワークプログラミング用のフレームワークでは定番のサンプルプログラムです。 echo サーバーが Hello World とするなら、チャットは FizzBuzz といったところでしょう。 とりあえず動くだけのチャットならだれでもすぐに作れるようになりますが、まじめにチャットを作ることで、 ネットワークプログラミングで考えないといけない点やエラー処理の重要な基礎を学ぶことができます。 ということで、 Go でシンプルなチャットを実装してみました。 (ソースコード) 以降、何を考えてどういう設計を採用したのかを解説していきます。 考慮すべきポイント 特定のクライアントへの送信に長時間待たされた場合に、他のクライアントへの送信が遅れないようにする。 クライアントを切断するのは、 (1)ルーム側から kick する場合, (2)受信エラー, (3)送信エラー の3
ことし1月、北九州市の沖合で転覆したゴムボートの近くで遺体で見つかった内閣府の男性職員について、第7管区海上保安本部は、プライベートな動機で出張先の韓国からボートで出航し、漂流中に何らかの事故で水を飲んで溺れ死んだものと結論づけ、事件性はなかったと発表しました。 ことし1月、北九州市沖の防波堤近くでゴムボートが転覆し、2日後に近くの海底で内閣府に勤務する当時30歳の男性職員が遺体で見つかりました。 この職員は、国際会議に出席するため留学先のアメリカから韓国に入国し、行方が分からなくなっていて、第7管区海上保安本部が韓国側の捜査機関と捜査を進めていました。 海上保安本部は2日、捜査の結果を発表し、ゴムボートや船外機は職員が自分で購入したもので、防犯カメラの映像や目撃情報などから、職員がほかの人物と接触した形跡がないことや、遺体からは争った形跡や薬物の反応などもなかったことから、漂流中に何らか
「次の機会」はもっとちゃんとやろうと思っていながら、いざ次が来ても何も変わらなかった、なんてこと、よくありませんか? 何かを「あとで」やろうと心に決めたはずなのに、結局やらずに終わった経験は? 今日の時点で時間をうまく管理できていないのなら、明日になったところで、うまく管理できるようにはなりません。とはいうものの、改善策はあります。 上の質問のどちらかに「ある」と答えた方は、もしかしたら、「今日の行動が明日の行動に強く反映される」という事実から目をそらしているのかもしれません。 だいじょうぶ。あなただけではありません。 ケリー・マクゴニカル氏は、著書『The Willpower Instinct』(邦訳『スタンフォードの自分を変える教室』)のなかで、次のような研究に触れています。 この研究では、「来週またチャンスがある」と考えてしまうと、被験者が意志の力を発揮して健全な選択をする割合はずっ
windowsアプリ作りたい → C#,VB.NETmacアプリつくりたい → Objectiv-CWebアプリ作りたい → PHP & JavascriptiOSアプリを作りたい → Objectiv-C, swiftAndroidアプリを作りたい → Java(スマホアプリは両方のソースを共通化したいとかゲームを作りたいという需要でJavaScriptやC#,C++という選択肢も用意されている)unix系のOSでツールをつくりたい → C, Ruby, Pythonunix系のOSでミドルウエア的なものを作りたい → C, C++バリバリ動くゲームを作りたい → C++言語を作りたい → COSを作りたい → Cやりたいことが無いがなんとなくプログラムをやりたい → なにかやりたいことを見つける就職したい → PHP, Java, C#
米Google傘下のYouTubeが、6月に予告していたクリエイターへの“投げ銭”機能「視聴者ファンディング」を日本を含む4カ国でスタートした。米Android Policeが9月1日(現地時間)に報じた。 GoogleのYouTubeのヘルプセンターによると、現在は日本、米国、オーストラリア、メキシコで利用できる。 クリエイターが視聴者ファンディングを有効にしている場合、動画の端にハートマーク付きコインを模したアイコンが表示される。これをクリックすると表示されるカードの指示に従って操作することで任意の金額を支払える。決済にはGoogleウォレットを使用する。 視聴者ファンディングを受けるには、クリエイターは以下の条件を満たす必要がある。 アカウントが良好な状態である YouTube パートナーシップの一般的な条件を満たしている 電話でアカウントの確認が済んでいる YouTube アカウン
『新パスタ宝典』という本がある。パスタ料理のレシピばかり1347点が掲載されている、パスタ料理のバイブル的な本だ。 ところがこの本には、一般的な料理本のように出来上がりの写真が載っていない。文章だけだ。これでは、作ってみてもそれが「写真の見た目っぽくできたか」という答え合わせができない。 正解がわからないままに、パスタを作ってみた。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:激落ちくん鉛筆削り! 夏の文房具フェス2014 > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k
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