4日、釜山新港湾韓進ターミナルに積載された輸出貨物がトラックで積み出されている。業界関係者は「他の海運会社に船積みする貨物」と説明した。 先月22日、産業銀行の李東杰(イ・ドンゴル)会長が韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長と会った。李会長は「十分な自助案を出さなければ韓進海運の法定管理行きは避けられない」という最後通告を伝えた。趙会長は何も答えなかった。会合は決裂した。双方が「戻ることのできない橋」を渡った。その後債権団内では「韓進海運が法定管理に進んでも経済に大きな問題はないだろう」という強硬論が勢いを伸ばした。 これに対し韓進グループは債権団を説得するより、「(債権団が)不足資金3000億ウォン(約278億円)を支援しなければ韓進海運は法定管理に進むほかはなく、年間17兆ウォンの被害が生じるだろう」として世論に訴えた。双方は解決策を見いだすことができず、責任を押し付けるチキンゲー