モノを作る工場としての日本の地位凋落は言われて既に久しいですが、それを象徴するような出来事が先日ありました。 日本は造船だけでなく海運としてもかつて世界一でしたが、世界の海運を代表する会社の船がこの夏から日本に寄港しなくなります。 載せる荷物が少なくなったからです。 日本政府は1996年の震災前までは世界一だった神戸の港のような地位を取り戻すべく、ここ10~20年ほど基幹港として横浜や神戸の港を整備してましたが、それまでは航空のように地方に港を作ってしまい集約がなされず、中国や釜山、台湾、シンガポールに大きく差を開けられてしまいました。 続きを読む