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2022年7月3日のブックマーク (1件)

  • 雑草の生育を抑制する「開張型」イネを開発 野生イネの遺伝子を活用 農研機構

    農研機構は、野生イネの遺伝子を活用し、米の品質や収量は保持しながら、雑草の生育を抑制する「開張型」のイネを開発。開張型イネは、従来の品種に比べて効率的に太陽光を遮ることで水稲群落下の雑草の生育を元品種の半分以下に抑制する。同成果は、水稲栽培における雑草防除の負担を軽減し、生産者にも環境にもやさしい新たな水稲品種のための道を拓く。 農研機構は、野生イネの遺伝子を交配により導入することで、雑草の生育を抑制する「開張型」のイネを開発した。開張型イネは扇型に拡がった葉を持ち(写真)、従来の品種に比べて効率的に太陽光を遮ることにより、水稲群落下の雑草の生育を半分以下に抑制する。また、太陽光をより高い効率で受容できるため、初期生育が促進される。 さらに、開張していた葉は生育後半には直立するため、従来品種と同様に収穫できる。今回用いた野生イネ遺伝子は、収量や穀粒品質、味にはほとんど影響を与えないことか

    雑草の生育を抑制する「開張型」イネを開発 野生イネの遺伝子を活用 農研機構