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ブックマーク / fushiroyama.hatenablog.com (14)

  • アメリカでソフトウェアエンジニアになりたい皆さんへ - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    この文書の目的 昨年の秋ぐらいから1on1という形で社内外の人とたくさんお話させていただく機会を得ました。その折に「米国でソフトウェアエンジニアになるにはどうすれば良いですか?」という質問をたくさんいただきました。それに関する自分の見解をまとめておこうと思ったのがきっかけです。昼休みに30分で書き終えることを目標にしているので出来るだけ簡潔になることを目指します。 免責 これはどうしても書いて置かなければならないですが、「米国でソフトウェアエンジニアになる唯一の方法」などというものはありません。ガイドラインくらいは作れるでしょうが、それにしたって時代や政権とともに刻々と変わります。正確なところは必ず移民弁護士に確認してください。この文章を最後まで読んでオファーを取られた方はそうする権利を有しているはずです。 筆者 米国でソフトウェアエンジニアをしています。正式なタイトルはSoftware

    アメリカでソフトウェアエンジニアになりたい皆さんへ - 怠惰を求めて勤勉に行き着く
    koogawa
    koogawa 2021/01/29
  • とにかく次の10年を生き残りたい - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    ついに2020年になってしまった。 この10年はとにかくネイティブアプリ開発にすべてを投資した。 京都GTUGのイベント情報によれば、第1回Androidハッカソンは2009年9月5日に開催されている。このハッカソンのためにドコモ HT-03Aを契約しに行ったのがAndroidとの出会いだった。当時APIレベル3、コードネームCupcake、バージョン1.5である。加速度がホントにJavaのコードから取れてびっくりしたのを覚えている。 実に丸10年の月日が過ぎた。スマートフォンの普及率は20-30代で90%を超え、今後も低くなるということはないだろう。当然、それらスマートフォンで動作するネイティブアプリ開発の需要もしばらくは続くに相違ない。ただし、開発の前線から見える情景は少しずつ変わってきているようにも感じられる。 3-4年前だとネイティブファースト(特にiOS)が当然であり、ウェブが存

    とにかく次の10年を生き残りたい - 怠惰を求めて勤勉に行き着く
    koogawa
    koogawa 2020/01/09
    生き残っていくぞ💪
  • 社会人大学院で得たもの、失ったもの - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    こんにちは。エントリは 社会人学生 Advent Calendar 2019 の第7日目です! このエントリでは、社会人大学院で得たもの、失ったものについて思うところを思いつくままに書こうと思います。 特に、失ったものについては正直に書いておく必要があるでしょう。 自己紹介 僕のブログでは社会人大学院のことをたびたび書いており今更感もあるのですが、このアドベントカレンダー経由でエントリを読んでくださる方も当然いらっしゃると考えるので、コンテキストの共有のために改めて自己紹介をさせてください。 白山と申します。36歳会社員です。と2歳6歳の女児を育てながらフルタイム会社員をしています。 現在は北陸先端科学技術大学院大学(通称JAIST)の修士課程で情報科学を専攻しています。元々いわゆる文系出身ですが、かれこれ10年以上もIT産業の片隅で禄をみつづけておりました。去年〜今年の春にかけて

    社会人大学院で得たもの、失ったもの - 怠惰を求めて勤勉に行き着く
    koogawa
    koogawa 2019/12/07
  • JAISTの博士前期課程に進学します - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    TL;DR 2019年10月から北陸先端科学技術大学院大学(Japan Advanced Institute of Science and Technology: JAIST)の先端科学技術専攻、博士前期課程に進学します。フルタイムでの勤務を継続しつつ、修士(情報科学)の学位を目指します。 最大の動機 端的に言うと、この先40年現役でいるための力を養いたいと思ったからです。 以前のエントリに書きましたが、自分は文系学部の学士であり、ソフトウェア技術者として求められる技能はすべて業務内で身につけて来ました。これはそれなりにワークしているのですが、知識はいかにもツギハギであり、時に自分の理解の浅さに恐ろしくなることがあります。 たまに自分の無教養を恐怖に感じることがある。僕の「ある技術が多少わかる」とAさんのそれは、表面上同じでも、僕のそれはただ海面にボートが如く浮いており、氏のそれは氷山のよ

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    koogawa 2019/07/13
  • 父、帰国 - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    家族みんなで日に帰って来ました。3月末付で現職の米国ラボから離れ、誠に勝手ながらそのまま退職する道を選びました。 改めて経緯を整理すると、最大の理由は家族(特に長女)の環境に対する拒絶感が想像より大きく、親として完全にサポートしてやることができませんでした。様々な不運が重なり、娘としては最悪の米国体験となってしまいました。これはたったひとつのサンプルであり、これをもって米国の何たるかを語るつもりはサラサラありません。他の皆さんの米国進出の妨げとならないことを願いつつ、こういうこともあるのだという体験のシェアはしておこうかなと思います。 我々はBurlingameというサンフランシスコ半島の中ほどにある美しい街に住みました。ここはこの辺りではかなり珍しく、白人比率が高くアジア人が少ない特異な街でした。娘のクラスも、アジア系は娘ともうひとりだけ1でした。人種としてマイノリティというのみならず

    父、帰国 - 怠惰を求めて勤勉に行き着く
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    koogawa 2019/04/01
    正しい決断だと思いました。心ないブコメは気にせず、ゆっくりしてほしい!
  • 高い高いの高さ - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    長女は5歳だが、いまでも「高い高いして〜🤭」とよく言ってくる。もう115cm/20kgぐらいあるので、かなり重たい。先日も高い高いをせがまれたが、ちょうど長女が次女の座るバンボを独り占めしていたので「次女ぴちにも座らせてあげないとパパは高い高いしてあげないよ〜」と次女だけを高い高いして遊んだ。 その時はどうということはなかったが、1時間ぐらいして急にソファーに寝転がってブランケットをかぶったまま出てこなくなってしまった。理由を訊いても「答えたくない…😢」と泣きながらうずくまっている。しばらく時間が空いていたので高い高いとの相関に確証がなく、「パパが何か間違ったことをしたかもしれない。次またしないようにちゃんと理由を知りたいから教えて欲しい」と辛抱強く交渉したが、「わたしが悪いからもういいの…😭」と強情だ。 「お父さんとお母さんもよく勘違いして喧嘩をする。どうでもいい人はそれっきりだけ

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    koogawa 2019/03/10
    今しかない、この時間を大切に
  • 子供が急に海外で暮らすということ - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    やっぱり、インターネットは成功者の話ばかりではなくて厳しい現実の話もあった方がいいと思うので、我が家のことをもう少し書きます。 我が家は僕の海外赴任に家族全員がついてくる形でカリフォルニアに来ています。長女は渡米時4歳、次女は10ヶ月でした。僕がアメリカに来たかった気持ちを100とすると、は19、長女は2ぐらいです。パパは来たくて来てるのでつらいことはありません。は大変苦しみましたが、素晴らしい友人に恵まれてどうにか折り合いをつけてくれました。次女は元々バブーなのでまだ自我はない。問題は長女です。 長女は日語の習得が早く、2歳ぐらいで流暢にしゃべりはじめ渡米時にはほとんど大人顔負けの語彙でした。これは大変喜ばしかったのですが、換言すればこの時点で日語で確たる自我を確立したのだと思います。このせいかどうか分かりませんが、この年齢にしては意外なほどに新しい環境や言葉の違いに対する拒否反

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    koogawa 2019/01/15
  • 年末のご挨拶と近況、あるいは機械学習のはじめ方 - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    あ、退職エントリとかではないです。雑多な駄文をお許しください。 2018年を振り返る 3月にカリフォルニア州パロアルトのラボに異動になって早くも3/4年が経ちました。 自分としてはまだ1年経ってないのかという感じです。もっと長く居るような気もするが、来たばかりのような感じもある。 生活には完全に慣れました。結局の所、生きていくだけなら "You need a bag?" に "No" だけ言えれば何とかなります。 家族のこと、子供のこと 家族が適応に苦しんでいます。特に子供は、8月からTKという公立小学校の下部組織に通っていますが、予想を遥かに超えて心を閉ざしたままです。 娘はとてもシャイで、思ったことが口にできません。非常に端的に言うと、生きる力が強くありません。象徴的なできごとが幾つかありました。 ある日、先生が陪審員の義務で代わりの先生が来た日、普段とは違う教室に預けられた。 お昼に

    年末のご挨拶と近況、あるいは機械学習のはじめ方 - 怠惰を求めて勤勉に行き着く
    koogawa
    koogawa 2018/12/20
  • 新規事業をひとりで作るノウハウ - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    生存報告も兼ねて。 カリフォルニアに来てもう半年ぐらい経った感覚ですが、実はまだ4ヶ月ほどでした。非常に多くの素敵な方々との出会いがあり、も僕も子供もこの皆さまの助けがあってどうにか生きております。どう感謝してよいか言葉にできないほどです。 さて、ビジネス上の僕のミッションは次の3つです。 主に投資や連携目的の交渉(の技術面のサポート) 日との連携 新規事業の開発 どれもなかなか難しいです。会ってアポぐらいなら応じてくれる会社も多いですが、投資や連携といってもバブル崩壊以後経済成長できていない我が国はもはや「商習慣だけめんどくさいのに今やカネも持ってないから相手にしてられない連中」というのは肌で感じます。ご存知の通り、サンフランシスコ・ベイエリアはIT企業会社員が年収5000万円もらうような場所です。なかなか同じ規模感で会話するのが難しいレベルに達しています。 こみこみという噂のNet

    新規事業をひとりで作るノウハウ - 怠惰を求めて勤勉に行き着く
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    koogawa 2018/08/07
    “いま新規事業やるならFirebase1択” Yeah!!
  • 妻子と合流した - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    米支社赴任にあたって離れ離れになっていた子と合流した。 とにかく楽しみなのと無事に着くか不安で、前夜は1時間毎に起きてはFlight Statusを確認してしまった。SIMも持ってないのでとりあえず集合時間に到着ゲートに向かって人混みの中を不安な気持ちを堪えながら凝視して待った。 長女が僕を見つけた時、柔らかく微笑んでこっちに歩いてきた。僕は、ひと一倍甘えん坊さんの長女が長旅でもう歩けない姿だとか、パパを見つけて走ってきてそのまま抱きついて離れない姿だとかを想像していたが、実際の長女は自分でスーツケースをひとつ持ってお母さんと次女を助けながら、もう小学生のお姉さんのように落ち着いて過ごしていた。その姿が却って胸を打った。 ただお父さんがいると自分は歩かなくても抱っこしてもらえるんだと15分かけて思い出し、そのまま僕の首にしがみついて離れなくなってウトウトし始めたときに、改めて涙がこぼ

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    koogawa 2018/05/16
  • 35歳 - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    ついに35歳になってしまいました。 35歳というともう少しちゃんとした大人を想像していたけど、結局のところ人間というのは突如成熟したりなどせず、過去の自分の積み重ねの写像でしかないのであります。 この2年ぐらいは自分の貯め込んだ知識をすべて会社のプロダクトと若手の成長のために注ぎ込んで参りました。ただもうちょっと僕自身も成長できるのではないかと考え、色々画策した結果幸運にも恵まれ、今こうしてアメリカ合衆国の大地を踏みしめております。 率直に言って老いは悲しいです。僕自身は正直500歳ぐらいまで生きたいです。たかだか80年というのは、僕がやりたいことを全て叶えるにはあまりにも短い。自分の人生が巡回セールスマン問題というのは中々皮肉なものです。しかしまあ、時というのは誰にも平等でありますから、定められた枠の間でベストを尽くすしかありません。 そういった中で、子供の存在というのはやはりかけがえの

    35歳 - 怠惰を求めて勤勉に行き着く
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    koogawa 2018/04/26
    “書き換え不可能なコミット” のくだり、とても共感できる
  • 現職のままシリコンバレーに赴任する - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    電撃的な展開により会社からシリコンバレーのラボへの異動を命じられた。現職のまま任期付き(恐らく2年)の赴任となる。 オフィスはパロアルトだが家賃が高く到底住めないのでサンマテオとかその辺りに安アパートを借りることになると思う。何ひとつ分からないのでどうかご指導賜りたい。 それから東京の家を完全に引き払う予定なのでドジョウの里親を探している。もし助けてやっても良いという方はエントリの一番最後までスクロールしていただければ幸いである。 (14時23分追記:里親見つかりました。当にありがとうございました。) 経緯 12月も半ばになろうという頃、突然すごいエライ人に呼び出されてパロアルト赴任に興味はないか訊かれた。ちょうど失意のどん底だったので「行きたいです!」と答えた。翌週経営会議で承認されてそのまま内示となった。スピード感! 葛藤 ただここからウジウジとナメクジのように悩むことになる。 ラ

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    koogawa 2017/12/27
    ドラマのような展開!おめでとうございます🎉
  • アメリカ就職に失敗したはなし - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    前口上 アメリカで就職できなかった。華々しい成功譚は見かけるが、夢と散った話はあまり表に出てこない。 なんというか「三振したバッターが相手ピッチャーのことを語る」みたいでまるっきり時間の無駄かもしれないが、もしかしたら参考になる人もいるかも知れないし、実際に就職した人に「お前のアプローチはまったく的外れだ」と言われるかも知れない。僕も何が悪かったのか教えてもらいたい気持ちもあるし、迷ったがこのエントリを公開する。 ちなみにめっっっっちゃ長いので、要点だけ知りたい人は、アメリカで就職するにはとにかく 就労ビザ>技術力>学歴>>>>>>>>>>>>(越えられない壁)>英語力 だというのだけお伝えできればと思う。 アメリカで働くために英語を頑張るぐらいなら、それより大学(院)に入り直してコンピュータサイエンスの学位をとり*1、同時に技術力を磨くほうがよほど近道だと感じた。 それから、現職の同僚は

    アメリカ就職に失敗したはなし - 怠惰を求めて勤勉に行き着く
    koogawa
    koogawa 2017/12/18
    “やりたいことはとにかく何でも試してやりきってから死のう” 人生一度きりだもんね
  • エンジニアの英語力 - 怠惰を求めて勤勉に行き着く

    TL; DR どれだけ努力しても"ネイティブ並"は無理なので諦めが肝心 エンジニア英語ができなくても話を聞いてもらえるので「伝える意思」と「分かったか分かってないかを絶対に曖昧にしない」こと 謝辞 このエントリは弊Android Projectのビルド待ち時間を使って書かれています。Android Studioさんに感謝します。 ビルド待ち時間にブログを書かれたくない場合は弊社は僕に全部盛りiMacを買ってください。 前口上 英語力に関するエントリは盛り上がりやすく荒れやすい気がするんだけど、それはやっぱりみんな英語は出来たほうがいいに決まってるしさりとて英語を身につけるのは難しいよねってことが分かってるからだと思う。 僕はエンジニアの中では比較的英語が得意な部類に入ると思うけど、それでも全然充分だとは思わない。ただ、これでやっていけないか?というと全然そんなことはないので、一番重要なの

    エンジニアの英語力 - 怠惰を求めて勤勉に行き着く
    koogawa
    koogawa 2017/12/14
    ビルド待ち時間の大切さに気付かされた
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