データをディスク装置に確実に書き込むために、PostgreSQLでは同期書き込みという方法を使っていますが、同期書き込みにはかなり時間がかかります。同期書き込みの方法はプラットフォームによっていくつか選択肢があり、一概にどれが最適とはいえないため、実際にベンチマークを計測して最適なものを選ぶとよいでしょう。ベンチマークの計測方法としては、contrib/pgbenchを使用するのが手頃です。 次に、これらを使ったベンチマーク計測方法を示します。ベンチマーク用のデータベースは新たに作成することをお勧めします。ここでは「bench」という名前のデータベースを使用しています。 ベンチマークデータベースの作成(createdb bench) ベンチマークデータベースの初期化(pgbench -i bench) wal_sync_methodを設定 postmasterの再起動、出力されるTPS値を