はじめまして、川井筋系帯療法治療センターの川井太郎と申します。 乳幼児は未だ体の機能、特に防衛能力(免疫機能など)が未完成で、だいたい3歳ぐらいで完成してくる状況になります。 元々赤ちゃんは母親の羊水という無菌室である程度生育した後、今度は水ではなく空気のある、外敵がウヨウヨいるこの世界に出てきます。 しばらくは母親の母乳に含まれる免疫抗体を得て、体の機能を少しずつ作っていきます。 そして生後半年ぐらいから今後自分が生活し生きていかなければならないこの世界に存在する外敵にあえて感染して、日常生活上よくいる常在菌を認知して、これに対する防衛能力を蓄積していくのです。 特に体内への直接的な進入経路となる呼吸器(肺)や消化器(腸)に関しては、防御機能(気管、腸管免疫機能など)が未発達のため、すぐに風邪をひいたり、食べたものを吐いたり、下痢をしたりして排出しようとします。 また、体内へ入ってしまっ