ラスベガス発--ARMは、自社の成功が、Intelと全く違った方法をとったことに関係があると考えている。そして、ARMの成功には議論の余地がない。 筆者は米国時間1月10日、当地で開催の International Consumer Electronics Show(CES)の会場において、チップ設計企業ARMの戦略担当エグゼクティブバイスプレジデントIan Drew氏に話を聞いた。 --ARMは過去数年間で大成功を収めてきました。ARMチップは事実上、すべてのスマートフォンとタブレットに搭載されています。これについてはどうお考えですか。 Drew氏:われわれは2011年に、80億個の(プロセッサ)コアを出荷しました。スマートフォンの増加を考えてみてください。そして、われわれの製品ラインの多様性を。このビジネスは過去数年で大きく変わりました。わたしが7年前に(CESに)来たときは、誰もAR
記者が子供の頃の1970年代は、i8080、Z80、MC6800などがマイコン用8ビットCPU(Central Processing Unit)として全盛だった。それに続いたのが16ビットCPUで、米Intelのi8086がパソコン分野の勝者となった。それがx86アーキテクチャーの始まりである。x86アーキテクチャーは32ビットになり、64ビット(これは「x64」とも呼ぶ)になり、今やWindowsパソコンもMacも企業のサーバーもx86だ。でも、x86の全盛期は終わったのではないだろうか。 x86の強力なライバルが二つ浮上してきた。一つは英ARMのARMアーキテクチャーだ。消費電力が少ない割に高性能なARMは携帯機器に多く採用され、「Microsoft、次期版WindowsでARMアーキテクチャーをサポートへ」といった動きも報じられている。米Microsoftは以前、WindowsでAl
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