POMには親子関係を設定できますが、親から子の関係と、子から親の関係は目的が違います。 子から親を参照(Inheritance) Parent POMを指定すると、他のPOMの情報を引き継ぐことができます。指定にはGroup等の成果物の情報が必要です。 依存ライブラリのバージョン管理、プラグインのバージョン管理、デプロイ設定など、mavenを使う上では必須のテクニックです。Parent POMは一つしか指定できませんが、複数階層設定することができます。 親の指定には追加で相対パスも指定できるのですが、これがちょっと曲者でデフォルトで../pom.xmlが指定されています。リポジトリ経由で親POMを指定する場合には、明示的に<relativePath/>としておいた方が良いです。 ソース POMの中でモジュールとして別のPOMを指定することで、ビルド時に連携してビルドさせることができます。指
Maven3 のようなマルチモジュールプロジェクトで Maven Assembly Plugin を使う方法を記しておきます。日本語の情報少ないので。 Maven Assembly Plugin とは Maven Assembly Plugin は、よくある zip や tar.gz などでプロジェクトの成果物を配布用にパッケージングする Maven プラグインです。 マルチモジュールプロジェクトの作成 ここでは1つの jar と1つの war を作成するマルチモジュールプロジェクトで Maven Assembly Plugin を使うものとします。 まずは親プロジェクトを作成します。親プロジェクトは単なる束ね役なのでarchetype には maven-archetype-site-simple を指定します。以下のコマンドで親プロジェクトを作成します(実際には1行です)。 mvn ar
Nexusとは? NexusはSonatype社が提供するWebアプリケーションで、Webブラウザ上からMavenリポジトリの管理を行うことができ、外部のリポジトリのプロキシ/キャッシュとしても動作する。同種のツールには、Artifactoryなどがある。 IDEの範疇からは外れてしまうが、Java開発においてMavenを使用する場合に、開発したソフトウェアをデプロイしたり、外部のMavenリポジトリに存在しないライブラリなどを使用するために、開発環境の一部としてプライベートリポジトリを立てる必要に迫られることがある。Nexusはこのような場合に有用なツールだ。 Nexusは無償で利用可能なOSS版に加え、有償のProfessional版が提供されている。本稿ではOSS版の導入手順と基本的な利用方法を紹介する。 Nexusのインストール NexusのWebサイトには、Jettyがバンドルさ
はじめまして。sasaki-kです。 わたしは業務で継続ビルド環境として hudson + maven2を気に入って使っています。携帯サイトは実機チェックが大変なため、継続ビルド環境上で結合テスト(Tomcat起動してHttpUnitで内容応答確認、DBの値チェック)ができたらなと思っていました。 一方、こういった用途には Cargo Maven2 plugin が有名です。良く紹介される事例としては Tomcatがリモート環境で起動していて、maven2でビルドしたwarをdeployなのですが・・・テスト用のTomcatを継続ビルドマシンにインストールしたり、tomcatのmanager appを有効にしたり、異なるTomcatのバージョンでのテストも面倒だなあと思っていました。 ところが調べてみたところ、maven cargo pluginには ApacheからTomcatを自動ダウ
前々から使いたいと思っていたCargo Maven2 Plugin。先日時間があったので設定してみました。使ってみたら思いのほか簡単に設定できました。ほとんどpom.xmlを編集するだけで対応可能です。これは中々便利です。Hudson等の構成管理でビルドからデプロイ、再起動まで全て行えます。 <plugin> <groupId>org.codehaus.cargo</groupId> <artifactId>cargo-maven2-plugin</artifactId> <configuration> <container> <containerId>tomcat5x</containerId> <type>remote</type> </container> <configuration> <type>runtime</type> <properties> <cargo.tomcat.
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