知的生産において、材料となるのは情報です。しかし、情報だけあればそれで十分かというとそうでもありません。それ以外に何が必要かというと、「時間」です。 情報を集める時間、考える時間、アイデアが発酵するまでの時間、実際に手を動かして何かを生み出す時間、そういったもろもろの時間がないと作業を前に進めていくことはできません。 これは知的生産に限ったものではありませんが、共同作業・分担作業ではなく自分の頭を使って進めざるを得ない知的生産においては、「自分の時間の使い方」というのは制限要因になりえます。 本書は作家であり書誌学者でもある林望さんの「時間の使い方」を紹介した本です。内容的にはタイムマネジメントの手法ではなく、有用に時間を使うための知的生産術として読むことができそうです。 概要 多くの著作を生み出されている林望さんの知的生産スタイルというのは、確かに興味あるところです。本書ではそれらをいく
不思議な図書館とベック君2 ---ビクンッ 小春日和の図書館でうつらうつらしていたべック君は思いっきりジャーキングをかました。周りを見渡し、誰もいないことを確認するとほっと息をつく。天井が高い石造りの図書館はどこか外国風情を漂わせていたが、窓の外に見える1分咲きにも満たない桜並木がここが日本であることを示していた。 ベック君:あれー、なんで図書館に来たんだっけ?ってか、ここはどこなんだろう・・ ベック君があたりを見渡すと、「オオハシ部長の本棚」「ラシタさんの本棚」など、個人名が書かれた本棚が並んでいた。自分の真横にはマンガが数冊並んだすかすかの「ベック君の本棚」が立っていた。 ベック君:あれー、この光景どっかで見たような・・ xxx:えっほえっほ。ああやばい、また今日もお茶会に遅刻しちゃう!! どこからともなく声が聞こえてくるのだが、ベック君は声の主を見つけることができない。よくよく声のす
ふだん OmniFocus で仕事の管理をおこなうことが多いのですが、認めましょう、実はかなり無理しています。 というのは OmniFocus は GTD の「プロジェクト・コンテキスト」のマッピングや、パースペクティブといったものをかなり忠実にアプリケーション化していますので、利用するのはとても複雑で慣れを必要とするからです。 また、タスク管理がデスクトップのアプリ側を中心としている点も、時として面倒です。 OmniFocusのデータはiDiskを経由して外のMacにも、iPhoneからも読めますが、やはりデータがどこにあるかというと複数あるMacのうちのどれかということになり、ブラウザ一つあればどこでも読めるクラウド型のタスク管理システムを利用したくなることはよくあります。 そこでいま本気で乗り換えようかと期待しているのが先日一般への公開が始まった Flow です。 Flow の特徴
■またよし れいさんってどんな人?またよし れいさん・・またの名をRayさん、通称@sayobs(セイヨブス)。 このBLOGでもちょくちょく名前が出てくるから知っている人も多いかも知れないけど、知らない人の為に説明しておくと・・・ ←特に女性は口説かれないように注意願いたい(嘘 2010年に颯爽とBLOG界に現れるやいなや、1年も経たないうちに月間25万PVというあり得ない数字をたたき出し、今や僕などは足下にも及ばないパワーブロガーになってしまわれた御仁。 更に付け加えると、海外への留学経験があり、26歳という若さで起業家としてバリバリ活躍中というスーパー格好いい経歴を持っているのに、話してみると嫌み一つ無い人間性を持っており、この非の打ち所のなさは反則といって差し支え無い。(ただ一点難を挙げるとすると・・時々発言が下衆いこと・・かな。) ■すらぽんはどんな本?まず、すらぽんの元になった
By: 23am.com – CC BY 2.0 「とにかく何か行動を起こさなくては!」と思いつつ、何から手をつけていいのかわからない──。 生きていく限り、このような歯がゆい葛藤と何度となく向き合うことになるでしょう。だからといって、こうした葛藤に陥らないようにするために入念な準備をするのはあまり良い考えではありません。 まだ出題されていない問題の正解を探すようなものだからです。 必要なのは、どんな問題が出されても常に自分らしい行動でこれに応えられるようになること、すなわち問題の解き方ではなく向き合い方を持つこと。 避けるべきは、自分らしいかどうか、すなわち自分にとってしっくりくるかどうかという判断をスキップして、周囲の言動に同調してしまうこと。 「みんながやっているから、自分も…」というスタンスでいると、それまで苦労して築いてきた「自分フィルタ」はすぐに壊れてしまいます。「自分フィルタ
管理人:Taisyo 海外の情報&噂サイトで報じられている Microsoft (Windows) や Apple (MacやiOSデバイス) の最新情報を翻訳(ミスも多いですが…)してUPしています。 当サイトのメインページや個別記事へのリンク、コメント、トラックバックは自由に行って下さい。 ご連絡の必要はございません。 ある程度確認はしていますが、InternetExplorerでは一部正しく表示されない部分があり、推薦はSafariとなっています。 ニュース:総合(982) ニュース:携帯電話(346) 気になるニュース(488) ニュース:ブラウザ(204) ミニノート関連(Eee PCなど)(260) Microsoft:総合(789) Microsoft:各種アップデータ(98) Windows Vista:ニュース(512) Windows Vista:レビュー(27) Wi
« News 【中止のご連絡】コフェスタ松岡正剛PAO | メイン | Diary 3・11に寄せる一夜の書宴 » 2011年3月19日 Publishing セイゴオの新著『わたしが情報について語るなら』 セイゴオの新著『わたしが情報について語るなら』が発売されました。 本書は、小学5年生を対象とする、ポプラ社の「未来のおとなへ語る」シリーズの一冊。「情報」とはどういうものなのか、身の回りを取り巻く「情報」から、宇宙や生命の進化を促した「情報」、人類の歴史を運んだ「情報」、現代をつくった「情報」の仕組みまで、多様な軸で「情報」の見方・考え方を説きます。さらに、今日の情報社会のなかで、どのように見える情報・見えない情報と付き合っていくか、そのための「編集」の重要性を懇切丁寧に解説します。 東北地方太平洋沖地震以降、被災地の内と外、原発の内と外、日本の内と外をめぐって、「情報」のあり方が問わ
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