愛知県西尾市の人気うなぎ料理店「炭火職人 うなみ」が、中国、台湾産のウナギを三河産として、店で客に提供していたことが分かった。男性店主が本紙の取材に虚偽表示を認め、市のふるさと納税の返礼品として提供する三河産ウナギの確保を優先したと説明。捜査関係者などによると、県警は不正競争防止法違反に当たる可能性もあるとみて、店などを家宅捜索し、仕入れ状況などを調べている。 店主によると、店では看板などに三河産と表示しているが、2~3年ほど前から一部の料理に中国や台湾産のウナギも使うようになった。来店客数やふるさと納税の返礼品の取扱量が増え、三河産だけでは足りなくなったことなどが理由という。虚偽表示の認識...