電車内で小学生の女児の体を触ったとして、防衛省の人事計画・補任課長岡田康弘容疑者(49)が今月8日、強制わいせつの疑いで警視庁四谷署に現行犯逮捕されていたことがわかった。 同署幹部によると、岡田容疑者は8日朝、JR中央線の電車で小学生の女児の下半身を触った疑い。同じ車両に乗っていた男性が発見し、取り押さえた。岡田容疑者は出勤途中だったという。 岡田容疑者は容疑を否認しているが、同署では、岡田容疑者が以前から、この女児に対し、電車内で痴漢行為を繰り返していた疑いがあるとみて調べている。 同省は「現職の課長が逮捕されたことは大変遺憾」とし、「詳細は捜査中のため把握できていないが、事実関係を確認の上、適切に対応する」とコメントしている。 防衛省によると、岡田容疑者は東大を卒業後、1988年、当時の防衛庁に入庁したキャリア官僚。国民保護・災害対策室長などを務め、2013年7月から現職で、幹部自衛官